8月31日エディオンアリーナ大阪で開幕したマリーゴールド初のシングルリーグ戦「DREAM☆STAR GP2024」。9月8日富山県・ボルファートとやまで3大会目が行なわれた。
“純白のベルト” ユナイテッド・ナショナル王者の青野未来はSTARブロックにエントリー。開幕から松井珠紗、CHIAKIと戦い無傷の2連勝と幸先良いスタートを切った。富山大会、青野の対戦相手は因縁のボジラ。
ボジラは元ECW“ウルフ・へフマン”の娘で181cm 91kgと規格外の大怪獣。5月20日マリーゴールド旗揚げ戦で初来日、圧倒的なパワーを披露し後楽園ホールが大ボジラコールに包まれた。そのボジラに唯一黒星をつけたのが青野だ。
7月13日両国国技館大会、初代ユナイテッド・ナショナル選手権王座決定戦が行われ、MIRAIを下し決勝に進出した青野とボジラは対戦。この日2試合目となる青野は一瞬の隙をつき回転エビ固めでボジラから3カウントを奪取。見事、初代ユナイテッド・ナショナルチャンピオンに輝いた。
試合は序盤からボジラがパワーで青野を圧倒。青野はローキックや関節技でボジラを足元から崩そうとするが、得意技のスタイルズ・クラッシュを切り返され、ボジラが青野のお株を奪うスタイルズ・クラッシュ!ボジラが両国の借りを返した。
試合後、青野は「こんな屈辱的な負け方をして情けないです。ボジラに私はスタイルズ・クラッシュ一度も出来たことがない。だけど逆に掛けられるなんて、本当に情けないし、こんなんじゃあのボジラから勝ってこのベルトを獲ったことが、奇跡とか偶然とか思われちゃうんじゃないかって、本当に情けない気持ちでいっぱいです。でも絶対私は諦めない。ボジラにも絶対にリベンジする。私はこのDREAM☆STAR、ここで優勝するって決めてるんで。絶対、絶対前向きます!」と涙ながらに強い闘志をむき出しにした。
一方、ボジラは「モット!モット!ボジラ、イチバン!私は赤いベルトを獲りに行く!」と、Sareeeの保持するマリーゴールド・ワールド王座奪取を口にした。
富山大会終了後のSTARブロック順位は、3勝0敗6点のボジラがトップ。2勝1敗4点の青野が続く。
青野未来、次のリーグ戦は9月16日後楽園大会、マリーゴールド・ワールド王者のSareee(1勝0敗)。ボジラは9月14日新木場で桜井麻衣(1勝1敗)と対戦する。
<インフォメーション>
9月28日名古屋国際会議場大会までの約1ヶ月間おこなわれる「DREAM☆STAR GP2024」。DREAMリーグとSTARリーグの2ブロックに分けられ全16選手の熱い戦いが繰り広げられます。
■チケット等、詳細はマリーゴールド公式ウェブサイトをご覧ください。
■試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
記事/まるスポ編集部
写真提供/マリーゴールド