――試合後のバックステージ、佐藤光留選手にコメントを邪魔されたり、イジられたりすることがありましたね。
MUSASHI:その頃からですね。眠っていたわけではありませんが、出していなかった部分が全日本プロレスによって白日の元に晒されました。
ただ自分の中ではどちらがやりやすいとか、どっちが自分に合っているとか全くありません。最初にも言ったように全部がMUSASHI。クールなのもMUSASHIだし、明るく楽しいのもMUSASHIです。
【全日本】宮原健斗は唯一無二の存在。新時代の波に関係なく7年半ぶりの地元福岡でベルト姿をお披露目し…
9月1日、福岡で7年8ヶ月ぶりに三冠戦が開催される。8月17日東京・立川大会で安齊勇馬を倒し三冠王者となった青柳優馬に挑戦するのは、“満場一致で最高の男”宮原健斗だ。…
――MUSASHI選手は7月20日に全日本プロレスの所属になりました。その時の記者会見で「僕は即戦力なんです」と話していましたね。
MUSASHI:やっぱり「即戦力」と言うのは最初から意識はしている部分。自分はキャリアが15年目で年齢も34歳です。
今の全日本は若い選手が中心となっている。そこと一緒にやっていたらダメだと思っています。
実力も含め、頭一つ分抜けていなきゃいけない。そして若い選手に教える立場にならなければいけないとも思っています。
それに宮原健斗さんや芦野祥太郎さんらと「全日本の30代」で組むのもいいですよね。新時代に対抗して、まだまだ元気な“30代革命”を起こしたいですね。