【全日本】三冠王座を失った安齊勇馬。「人生で1回あるかどうか分からない大事な5ヶ月間でした」

――5月29日後楽園での宮原健斗選手相手の初防衛戦から8月17日立川大会の青柳優馬戦まで、約2週間に一試合のハイペースで防衛戦を行いました。

安齊:終わったら翌週には防衛戦が控えているという(笑)。

――密度の濃い5ヶ月間を過ごしたことで、9月からアップデートした安齊勇馬選手を見られそうですね。ところで今後の目標はなんですか?

安齊:三冠王者だった期間を経て、「戦える部分」と「足りない部分」が明確になったと思うんです。まだデビュー2年目、いろんなことにチャレンジしながら邁進しようと考えています。

僕がデビューしたのは2022年9月18日、まもなくキャリア3年目に入ります。「石の上にも3年」という言葉があるように、タイミング的にも一区切りつけなければいけない。

ですから「安齊勇馬」というプロレスラーを確立させようと思います。

これから安齊勇馬の第2章が始まります。 先が読めなくファンの方々をすごくワクワクさせると思うので、これからもずっと応援よろしくお願いいたします。
(おわり)

<プロフィール>
安齊勇馬(あんざい ゆうま)1999年5月15日生まれ、群馬県安中市出身。高校時代からレスリングを始め、中央大学に進学後もレスリングを続け、東日本学生レスリング選手権大会春季大会で優勝、全日本大学グレコローマン選手権で5位入賞などの成績を収める。諏訪魔からのスカウトを受けて2022年4月に全日本プロレスへ入門。同年9月18日、日本武道館で永田裕志を相手にデビュー。2023年にはプロレス大賞の新人賞を受賞。2024年3月30日、中嶋勝彦を破り24歳10か月で三冠王座戴冠。宮原健斗の持つ最年少戴冠記録(26歳11か月)を塗り替えた。

<インフォメーション>
2024年9月1日(日) 福岡・福岡アイランドシティフォーラム「熱闘!サマーアクションウォーズ2024」が行われます。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
◆安齊勇馬 X
◇安齊勇馬 インスタグラム

取材・文/大楽聡詞 編集/黒澤浩美
写真提供/全日本プロレス

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