この日の第1試合、第2試合、第5試合もDDTらしい笑いのある試合でした。
特に第5試合”男色ディーノ vs エフィー”のゲイプロレスでは、乱れた試合展開にブチギレた今林GMが放った「seriously!(まじめにやれ!)」は、笑った。
最終試合の”MAO vs アレックス・ゼイン”では突然のアクシデントがありました。
ゼインが試合中に足首付近を傷めて試合がストップ。
会場は一時ザワつきましたが、MAO選手は「こういうこともあるんだよ。長い時間、米国から飛行機乗ってきて。プロレスだもん。それがメインイベントでもどこでも起きるよ」と観客を諭すようなアナウンス。
そしてゼインと握手を交わして再び戦うことを約束しました。
MAOの試合後のメッセージはその通りだと思います。毎日ケガなどしないように練習を重ね、いくら本番で気をつけていても、身体を張った試合の中では何が起こるかわからない。
特に今回の相手は陸を超えての選手同士です。お互い戦い方、日本とアメリカのリングなど、いつもと違う環境での戦いは難しいですよね。
ゼインも「今日は自分のせいでファンをガッカリさせて申し訳ない。」と謝っていました。ちなみに、その後の検査で怪我については大事なしとのことでした。良かった。
本日のDDTもあらゆる感情を揺さぶられる試合ばかりでした。
みなさまも最近笑ってないなとか感動してないなとか、何となく物足りなさを感じていたら、ぜひプロレス観戦を体験してみたらいかがでしょうか。
きっと何か心に感じるものがあるはず…
文/#ミライ
写真提供/DDTプロレスリング