【マリーゴールド】ジュリアの日本ラストマッチは桜井麻衣「アップデートした私で必ず勝ちますわ!」

――ご教示いただきありがとうございます。ところで7.30後楽園大会の試合後、ジュリア選手が国内ラストマッチの対戦相手として桜井選手を指名しました。ジュリア選手にインタビューした時、「桜井は人生レベルで出会って良かった。ただ渡米前に戦わなければいけない」と。

桜井:私もジュリアと同じことを考えていましたわ。前の団体では引っ張ってくれる先輩がたくさんいたけど、マリーゴールドに来て一気に後輩が増えて“引っ張る立場”になりました。

今までやらなかったことをやることになり、プレッシャーに悩むこともあったわ。でも私はマリーゴールドを背負い、団体を代表するレスラーになる覚悟を持って、ここに来たの。だからこそ私はジュリアを倒さなければいけない。

7.30後楽園のリング上で言ったように「私はジュリアの弟子じゃない」。ジュリアは8月19日を最後に、マリーゴールドを離れる。ジュリアが居なくなり一時的に観客動員数が落ちるかも知れない。

だからこそ「マリーゴールドの未来は明るいんだぞ」ってところを庶民の皆さんにお見せしなければいけない。ジュリアとの試合を、ただ“エモいだけの試合”にはしたくない。

前の団体のままの“桜井まい”じゃない。マリーゴールドに来て3ヶ月間、様々な経験をしたわ。だからアップデートした“桜井麻衣”をジュリアにぶつけたい。8.19後楽園は一人のレスラーとしてジュリアの前に立ちますわ。

――ジュリア選手は「私を倒してくれよ。お前と出会って良かったと、シングルして良かったと思わせてくれ」と発言しました。

桜井:ジュリアに国内ラストマッチの相手に指名された。客観的に私たちはここまで同じ道を歩んできたように見える。でも私は、自分で判断してマリーゴールドに来たの。ジュリアについてきたわけではない。

それにマリーゴールドを選択した時から、この団体を背負う覚悟はできているわ。たしかに旗揚げ戦は納得がいかなかった。

でもツインスター王座を獲得し結果もついてきた。もうジュリアの弟子ではないの。それをキッチリ8.19後楽園のリングで証明します。私が必ずジュリアを倒してさしあげます。
(おわり)

<プロフィール>
桜井麻衣(さくらい まい)1990年9月14日生まれ、千葉県市川市出身。身長164cm、体重56kg。フェリス女学院大学卒業。2020年2月11日、青野未来戦でデビュー。スターダムに初参戦ではウナギ・サヤカの持つフューチャー王座に挑戦。その場でCOSMIC ANGELS入りが認められた。ジュリアに憧れを抱きDDMに共鳴しコズエンから離脱。「この庶民ども!」と高飛車にしゃべる貴婦人マイクは今やすっかり名物となった。背番号8、キャッチフレーズ「リングの超貴婦人」。

<インフォメーション>
8月19日(月)後楽園ホールにて「MARIGOLD Summer Gold Shine 2024」が開催。ジュリアの国内ラストマッチとして桜井麻衣とシングル対決が行われます。詳細はマリーゴールドWEBサイトをご覧ください。また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
◆桜井麻衣 X
◇桜井麻衣 インスタグラム

取材・文/大楽聡詞
写真提供/マリーゴールド

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