――6.21千葉のアクア・ユーカリで開催された“サウナ路上プロレス”は須見選手にとってターニングポイントになったのでは?
須見:6月はスケジュールが詰まっていました。その状況でDDT EXTREMEのタイトルマッチを組んでいただきました。
だから大変な時期でしたが、自分のスタイルを真剣に模索しました。10月でデビュー2周年、この辺りで何かしら爪痕を残したかったので。
6.15TOKYO FMホール、勝俣さんからフォールを奪取した時に「相手のスキルを確認して戦ったらいいのでは?」と気づきました。
そして6.21千葉のサウナ路上プロレスで自分のファイトスタイルを理解しました。そこから試合で勝つことが増えましたね。
――8.2新宿FACE、「夢虹vsイルシオンvs須見和馬」の3WAYで勝利し「いつでもどこでも挑戦権」を獲得しました。
須見:彼らとの3WAYは4度目。ある程度、夢虹選手の手の内が分かっています。ただイルシオン選手は分からない。見るからに“謎の物体”じゃないですか(笑)?
イルシオン選手はどのように攻めてくるのか予想ができないんですよ。だからどう攻めてくるか分からなくて正直怖かった。
ですから2人の隙をみて勝とうと。作戦が見事にハマって3カウントをイルシオン選手から奪いました。自分の中の作戦としてはベストでしたね。
――今回の「いつでもどこでも挑戦権」の権利行使ができるのは、8.10エディオンアリーナ大阪第2競技場から11.23後楽園まで。KO-D無差別級、DDT UNIVERSAL、DDT EXTREMEの3つのタイトルの一つにいつでもどこでも挑戦が可能です。
須見:8.2新宿のリング上では「お世話になっている先輩MAOさんのDDT UNIVERSALのベルトに挑戦したい」と言ったけど、6.21千葉のサウナ路上プロレスで破れているDDT EXTREME王者の勝俣さんにも勝ちたいと思います。
KO-D無差別級王者の上野勇希選手とは、力の差がすごくあるけどチャンスがあれば狙いたい。できれば全てのタイトルに挑戦したいですね(笑)。