【DDT】8月10日大阪でKO-Dタッグ防衛戦に挑む遠藤哲哉「正田壮史に“第2の竹下”を背負わせるのは可哀想」

――8月10日大阪大会、クリス・ブルックス&正田壮史組(シャーデンフロイデ・インターナショナル)の挑戦を受けます。

遠藤:7月の両国大会前の防衛戦は4月。約3か月空いてしまいました。ベルトを持っている立場として「防衛戦をしないとベルトは活きてこない」と考えています。

今回、ちょうどいいタイミングでクリス・ブルックス&正田壮史組との戦いが正田の地元大阪で組まれた。

「正田壮史デビュー2周年記念試合」でもある。だったら「KO-Dタッグの防衛戦にしてもいいのではないか?」と僕が判断しました。

――その挑戦相手の印象を教えてください。

遠藤:クリスは2020年から日本に移住。あの頃から印象は変わらないです。201cmの身長で飛べるし関節技も極めるしハードコアもできる。日本のプロレスにすっかり馴染んでいる。

イギリスでの実績以上に日本でのキャリアも積み上げKO-D無差別級王座も戴冠している。KO-Dタッグ防衛戦の相手として申し分ない選手です。

そして正田。DDTが正田を推したい気持ちは分かります。ただ正田自身がその域に達してないと思う。ファンの間では「KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)みたいに…」といったツイートを見ますが、正田と戦って感じるのは竹下との“違い”。残酷な評価ですけど「竹下には及ばない」。

多分、正田は竹下と違ってプロレスが好きでDDTに入団したわけではない。竹下は小さい頃からプロレスが大好きで“プロレスラーになるために生まれてきた”というタイプ。正田はそうではない。だから、そこを背負わせるのは逆に可哀想なんじゃないかと。

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