7月13日、初の両国大会を大成功に終えたマリーゴールド。ジュリアとSareeeのシングルマッチ、6年ぶりとなるWWEスーパースター“イヨ・スカイ”の帰還など、多岐に渡る話題が詰め込まれた。中でも初代UN王座決定戦トーナメントで3戦連続時間切れドローに終わったMIRAIと青野未来との対決。4度目となる“完全決着戦”決勝進出マッチに挑み、24分越えの激闘の末、MIRAIは敗れた。“初代王者”という勲章を逃したMIRAIは、いま何を思うのか…
――7月13日の両国国技館、これまで3度引き分けた青野未来選手と4度目の対戦。その戦いを振り返っていかがですか。
MIRAI:今まで短期間に3度も一人の選手とシングルマッチで引き分けることがありませんでした。
ビクトリア弓月「“自分が輝ける場所はリング上しかない”と証明したい」
プロレスラーとして上に行くためには絶対ライバルが必要だと思うんです。青野選手はそういう相手なんだろうな、と感じながら戦っていましたね。
初代王者は特別なもの。白いベルト(UN王座)を“これからのマリーゴールドを背負う重いベルトだ”と考えていたので、それを背負えなかったのはとても悔しいです。
――挫折を味わったのですね。
MIRAI:ライバル的な存在が現れたこと、そして今回の敗戦。これらを踏まえ自分を見つめ直し、今後につなげる良い機会だと思います。
ベルトは戴冠できなかったけど、悪い部分だけ捉えていたら前に進めない。7月30日後楽園で初代ツインスター王者決定トーナメントの準決勝も決まっているので、頭を切り替えてタッグベルトを狙います。
――今後、シングルプレイヤーとしてMIRAI選手は、青野選手のUN王座(白いベルト)を狙いますか。それとも他のベルトでしょうか?
MIRAI:ずっと「Sareeeと戦いたい」と思っているので、もちろん赤いベルトも視野に入れてるし、青野選手に負けっぱなしは嫌なので白いベルトも狙っています。