――6.11後楽園、Sareee選手との試合後、「私がマリーゴールドのエースになるんだ」と宣言。マリーゴールドで戦う決意を感じました。
弓月:スターダム時代から“上を目指していきたい”という気持ちは変わりません。ただ、新しい環境(マリーゴールド)に来たからには、もっと自分を目立たせて、「自分が輝ける場所はリング上しかない」と証明したい。
そのために髪を金髪に染め、コスチュームも青から“マリーゴールド”のイメージカラーの黄色に変えました。
「スターダムの弓月とは違う。マリーゴールドの弓月なんだよ」って、みんなに届けていきたいですし、結果も出したいです。
――今、マリーゴールドには4つベルトがあります。どれを狙っていきたいですか。
弓月:私が今狙っているのは、翔月なつみの持つスーパーフライ級のベルトです。その後にはもちろん白(UN王座)や赤(ワールド王座)を狙います。
7,13両国大会でタッグを組んだ、きいたん(田中きずな)と“ツインスター王座(タッグ)”を狙っていきたい。
ゆくゆくはベルトを総取りしたいです。でもまずはスーパーフライ級を獲りたいですね。
スーパーフライ級は「55kg以下の軽量級」と規定がありますが、ベルトの方向性が決まっていません。
ですからフューチャー・オブ・スターダム王座(※20歳以内もしくはキャリア2年以内の選手が対象)みたいなベルトにもできるし、ハイスピード王座(※最も速く闘う選手によって争われる王座)のようにもできる。
設立されたばかりのベルトで“自分の色に染められる”ところに惹かれました。
――最後にファンの方に一言お願いします。
弓月:いつも応援ありがとうございます。初勝利だけでなく、私がベルトを巻いている姿も見せたいので、これからも信じてついてきてください。
そしてマリーゴールドがプロレス界で一番輝ける団体になれるよう、引き続き応援よろしくお願いします!
ビクトリア弓月(びくとりあ ゆづき)2005年2月1日生まれ、愛知県名古屋市出身。身長160cm、体重56kg。9年間続けた柔道や運動神経の良さを活かして飛び出したスーパールーキー。その堂々たるたたずまいと身体能力でHANAKOを破り新人王を獲得。秀逸な才能はマリーゴールドの未来を感じさせる。背番号1、キャッチフレーズ「未来への懸け橋」
<インフォメーション>
7月30日(火)後楽園ホール「MARIGOLD Summer Gold Shine 2024」にてスペシャル6人タッグマッチ、Sareee&ジュリア&瀬戸レアvs 林下詩美&ビクトリア弓月&田中きずなが行われる。詳細はマリーゴールドWEBサイトをご覧ください。また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
◇ビクトリア弓月 X
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取材・文/大楽聡詞
写真提供/マリーゴールド