【マリーゴールド】ビクトリア弓月「“自分が輝ける場所はリング上しかない”と証明したい」

6月11日マリーゴールド後楽園大会、セミファイナルの試合後。「お前がまた強くなった時、リングで戦おう。頑張れ」とキャリア14年のSareeeがエールを送り、右手を差し出した。キャリア半年の彼女は、その手を払いのけ眼光鋭く睨みつける。ビクトリア弓月、2023年11月17日デビューの19歳。その負けん気の強さは小学3年生から9年間続けた柔道で培われた。あの時の目力が忘れられず、彼女の声に耳を傾けた。

――6.11後楽園ホール大会でSareee選手とシングルマッチで対戦しました。その戦いを振り返っていかがですか。

弓月:以前からSareeeさんと戦ってみたいと思っていました。でも私とSareeeさんのキャリアの差は歴然としている。

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“私が負ける”とファンの方たちも思っていた。簡単に倒せる相手じゃないと…

自分でもわかっていたけど、その差を少しでも埋めたいという気持ちで挑んだ、“自分を成長させるための大きな試合”だったと思います。


――試合後Sareee選手が「まだ半年なのかデビューして?」と驚きの声を上げました。弓月選手はSareee選手相手にも一歩も引きませんでしたね。

弓月:強い相手こそすごく燃えるというか、「そこに行きたい」「倒したい」と言う気持ちがでます。そんなレスラーとどんどん闘って強くなりたいです。

――レスラーになりたいと思うようになったのは、いつですか。



弓月:高校3年生ですね。今19歳なので最近と言えば最近です(笑)。

――どういったキッカケでレスラーになろうと。

弓月:中学の頃から男子プロレスを観ていて、高校2年生の時に“女子プロレス”っていう世界もあるんだと意識し始めました。

そして進路をどうしようか迷った時に、「やっぱりやりたいことをやろう」と思い、レスラーの道を選びました。

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