【DDTプロレス 髙木三四郎】7.21両国、無期限休業ラストマッチは1つの集大成、区切りにふさわしいものをお見せします!

――7月21日以降は経営に専念されるそうですが、具体的にどのような業務を行うのでしょうか。

髙木:経営と企画、プロデュースに専念します。経営の部分で言うと、興行を仕切り売り上げを作ること。グッズ等を含め売り上げを伸ばしていく作業をします。

あとは企画。DDTの会場には7〜8割くらい女性客が来てくださっている。以前から女性客は多かったですが、改めてリング上から会場を見渡すと女性客で埋め尽くされていると感じました。ですから女性目線でも見ていくことが必要。その間口を広げていこうと考えています。

――今後のDDTを含め、プロレス界をどのようにしていきたいですか?

髙木:プロレスの魅力をもっと世間に伝えていきたいですね。プロレスが全盛期の80年代は、お茶の間でゴールデンタイムに観ることができていました。

でも今は当時ほど勢いがなく、新たなエンタメの中に取り残されていると感じています。そこを抜け出すには、今までと違うアプローチをしないといけない。

路上プロレスが、まさにそのアプローチのひとつ。「リング以外でプロレスをする」というアイデアとして提案しました。

また先ほど話したように、女性ファンに対するアプローチも必要。今のDDTの女性ファンはプロレスを見たことがないという人が多いので、その層にもプロレスを広めていくことが大事だと思っています。

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