――たとえば新幹線プロレスは何からひらめいたんでしょうか。
髙木:普段から「ここでプロレスしたら面白いかな」といろいろな場所を観察しています。“ここで誰とやったら楽しいか”を、ずっと考えている。
新幹線プロレスで対戦した鈴木みのる選手とは、2012年に日本武道館で試合してからずっと因縁があった。
武道館だけでなく東京ドームや、いろいろなところで試合をしてきたんですけど、その1つの場所が新幹線でした。「新幹線で試合をしたら面白いな」と。
試合をしたら世界中でバズって、日本でも知られるようになり都電プロレスに繋がったんです。狙って何かを企画することはなくて、普段街を歩いていると、ふっと思い浮かぶんですよね。
――新幹線プロレス、都電プロレスの次は“飛行機プロレス”という話も上がっていますが…
髙木:はい、飛行機で試合したら面白いですよね(笑)。
【DDTプロレス MAO(前編)】The37KAMIINAは良い関係性を築いています。ただ「このまま、潰し合いはでき…
第12代DDT UNIVERSAL王者としてKING OF DDT~20th Anniversary~を制し、DDT最大のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2024」が開催される両国国技館でメインイベントに立…
――その絵が全く想像できません(苦笑)。
髙木:ですよね。普通の人がやらないことを出していきたいんです。日常の中にある非日常っていうのがね、1番面白いんですよ。
新幹線も都電も、常に日常にあるものじゃないですか。その中で非日常的なプロレスが行われるというのが、僕のテーマですね。