【全日本プロレス】7月20日後楽園、三冠王者の安齊勇馬「挑戦者・本田竜輝の“息の根を止める”」

――まだレスラーとして伸び代があるということですね。ところで諏訪魔選手を退け、7月20日後楽園大会、次の挑戦者がELPIDA(エルピーダ)の同志・本田竜輝選手です。

安齊:本田は勢いがすごい。一番印象に残っているのは、2023年8月「#ajpw王道トーナメント10th」で、青柳優馬さん、宮原さん、諏訪魔さんを連続で破り決勝進出したことですね。そういう勢いが怖く感じます。

僕も諏訪魔さんとの三冠王座戦が終わって一息つく間もなく、三冠王座戦への姿勢は保ちつつ気持ちを切り替えて臨みます。

あとは、今まで上の世代の人と試合でしたが、初めての同世代との三冠王座戦なので楽しみ。「これからの全日本を見せてやる」という思いは、お互いに持っていると思います。でも、やっぱりそれよりも「息の根を止める」のが一番ですかね。

――本田選手とは、お互い手の内を知り尽くしていると思いますが、何か策はありますか?

安齊:準備期間も短いので、今はあまり考えてないです。本田とはパートナーとして同じコーナーで戦って、いろんなことは知っています。

最後は「気持ちの戦い」になるんじゃないかなって。負けるのがお互いに一番嫌な相手かもしれないと思うので。

――最後に、7月20日後楽園大会、三冠ヘビー級選手権試合に向けての意気込みをお願いします。

安齊:三冠ヘビー級王者として、確実に防衛ロードはかなり厳しいと予想していましたが、蓋開けてみたらほんとに厳しいなっていう思いはあります。 

ただ、その一戦一戦を乗り越えるように僕自身も成長しているのがわかりますし、これからもっともっと上に行きたいので、今回も負けるつもりはないです。

本田が僕のことを「ぶっ潰す」っていうんなら、僕は本田の“息の根を止めます”!

<インフォメーション>
2024年7月20日(土)東京・後楽園ホール「サマーアクションシリーズ2024」にて、三冠ヘビー級選手権試合(第72代王者)安齊勇馬 vs 本田竜輝(挑戦者)※第72代王者4度目の防衛戦が行われます。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
◆安齊勇馬 X(旧Twitter)
◇安齊勇馬 インスタグラム

取材/大楽聡詞 文/黒澤浩美
写真提供/全日本プロレス

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