――4.21千葉、本田選手はチャンピオン・カーニバルで安齊選手と対戦、その時は本田選手が勝っています。
本田:正直、チャンピオンカーニバルを俺は楽しんで戦った。久しぶりに安齊とシングルで向き合ったので本気で戦った上で楽しんだ。
ただ今回はちょっと話が違う。三冠王座が賭けられた試合だ。パートナーとかユニット関係なく本気で潰しに行く。
――その新世代ユニット「ELPIDA」を組んで約2ヶ月になります。
本田:7.13大阪でライジングHAYATOが世界ジュニア王者から陥落したが、そのHAYATOや安齊から刺激を受けている。綾部もレスラーとして遠慮せずに前に出るようになった。仲良しこよしなんてものは一切ない、お互い切磋琢磨しているユニットだ。
――安齊選手とは、タッグだけでなくユニットメンバーでもあります。ある意味、手の内を知り尽くしている気がします。7.20後楽園では新しい部分、プラスアルファを用意しますか?
本田:三冠戦は、プラスアルファではなく、これまでの本田竜輝の全てを注ぎ込む。チャンピオン・カーニバルとはシチュエーションが違う。お互い全力をぶつけ合って、全力で潰し合う戦いになるだろう。
8.3仙台で斉藤レイが三冠王者に挑戦、7.20後楽園で青柳優馬と綾部蓮で「三冠王座挑戦者決定戦」を行い、勝者が8.17立川で三冠王者に挑戦すると発表されたが、現時点では安齊のことしか見ていない。
――最後に7.20後楽園、三冠王座戦に向けて意気込みをお聞かせください。
本田:安齊勇馬、これまで同じコーナーに立ち、お前の持つ三冠ベルトを見るたびに俺は悔しい思いをしていた。だが、その悔しい思いも7.20でおしまいだ。嫉妬をパワーに変え、今までの全てをぶつけて安齊勇馬から三冠ベルトを奪取してやる。
そして新世代の旗手となり全日本プロレスの中心、そしてプロレス界を引っ張っていくぞ!
<インフォメーション>
7.20後楽園、三冠ヘビー級王者・安齊勇馬に本田竜輝が挑戦します。New Period対決として注目されている一戦。詳細は全日本プロレスの大会スケジュールは全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
◆本田竜輝 X(旧Twitter)
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取材·文/大楽聡詞
写真提供/全日本プロレス