【全日本プロレス 本田竜輝】三冠ベルトを持つ安齊勇馬を見るたびに嫉妬。7月20日後楽園で俺が三冠王座を獲得し全日本を引っ張っていく!

7.13大阪大会、諏訪魔を破り三冠ヘビー級王座を防衛した安齊勇馬の前に現れたのは、「ELPIDA(エルピーダ)」のメンバーで「New Period(ニューピリオド)」のパートナー本田竜輝だ。「7月20日、後楽園ホール大会でこの俺に挑戦させろ」と挑戦表明。「今、勢いがあって若い俺たちにしかできない三冠戦やってやろうぜ」と呼びかけた。なぜこのタイミングで三冠王座に挑戦するのか。本田竜輝に話を聞いた。

――7.20後楽園、安齊勇馬選手の保持する三冠ヘビー級王座に挑戦することになりました。今の率直な気持ちを教えてください。

本田:気持ちとか関係ねえ。俺が三冠王座を獲る!それだけだ。安齊は3.30大田区で中嶋勝彦を破り三冠王座を戴冠。5.29後楽園で宮原健斗、6.24後楽園で鈴木秀樹、7.13大阪で諏訪魔とベテラン勢に三連勝。

正直、この3人を相手に防衛するなんて「安齊やるな」とちょっぴりリスペクトしている。

【全日本プロレス】7月20日後楽園、三冠王者の安齊勇馬「挑戦者・本田竜輝の“息の根を止める”」

だが、尊敬以上に悔しい気持ちが強い。昨年9月、デビュー1年足らずの安齊勇馬と共闘し「New Period(ニューピリオド)」を組んだ。

俺はキャリア7年目。タッグパートナーの安齊勇馬を応援したい気持ちもある。だが中嶋から三冠王座を奪取し、宮原、鈴木、諏訪魔とベテランレスラーを相手に防衛を積み重ねていく姿を見ると嫉妬してしまう俺がいるんだ。

タッグを組んでいる以上、その気持ちを抑えリング上で戦ってきたが、「限界」というものもある。その悔しい気持ちが限界を超えて溢れてしまった。それが今だった。

レスラーになったからには最高のベルトを巻きたい。全日本プロレスのリングに上がるからには三冠王座を腰に巻きたい。隙あらば王者に挑戦したいと思うことは至極真っ当なことだ。

――安齊選手は本田選手、綾部蓮選手、ライジングHAYATO選手ら新世代ユニット「ELPIDA(エルピーダ)」のメンバーです。このユニットにも亀裂が入りそうですね。

本田:亀裂とは違う。俺たちは志を一つにして「全日本プロレスを盛り上げるために、新世代の若手同士で中心になろう」と集まったユニットだ。俺の“安齊に対する嫉妬”と“若手で全日本プロレスを盛り上げる”のはイコールで繋がる。

“俺と安齊が三冠王座を賭けて熱い戦い”をすれば、会場のお客さんや配信を見てくれた人が熱狂する。結果として“全日本プロレスが盛り上がる”だろう。

中嶋からベルトを奪取し、三冠王者としてリングに上がる安齊に嫉妬し“悔しさ”を隠して約4ヶ月間リングに上がったよ。だが、もう隠す必要はない。7.20後楽園のリング上でこれまでの“悔しさ”を解放し安齊にぶつけてやる。

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