【DDTプロレス MAO(後編)】7.21両国は最終決戦!中学生プロレスをしていたあの頃の自分に誇れるメインイベントにしたい

KING OF DDT~20th Anniversary~を制し、DDT最大のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2024」が開催される両国国技館でメインイベントに立つ“第12代DDT UNIVERSAL王者”のMAO。対戦相手は現KO-D無差別級王者であり“The37KAMIINA(サウナカミーナ)”の同志でもある上野勇希。自ら“人生の中で一番大きいイベント”と語る一戦を前に何を思い、何を考えているのか。

【DDTプロレス MAO(前編)】The37KAMIINAは良い関係性を築いています。ただ「このまま、潰し合いはできねぇな」と

――ところで7.21両国大会に勝つとMAO選手はキャリア初のシングル2冠王者になります。

MAO:もう考えたこともない世界ですね。僕はDDT UNIVERSALベルトを初めて獲得した時、自分がシングルプレイヤーとして戦える選手だと思っていなかった。

やっぱり僕はタッグやユニットでのキャリアが多くて、それまでシングルで何か実績を積んだわけではなかった。

そんな僕がいつの間にかシングルのベルトを巻いて、しかもDDT UNIVERSALとKO-D無差別級の2本のベルトを獲得したら「一体どうなるんだろう」って感じですね。

――もしDDT UNIVERSALとKO-D無差別級の2本のベルトを獲得した時の展望を教えていただけませんか?

MAO:もう完全差別化ですね。KO-D無差別級王者とDDT UNIVERSAL王者が対戦するってなった時に、「MAOはDDT UNIVERSALベルトを賭けないのか?」という意見もあると思います。

でも上野勇希がKO-D無差別級、勝俣瞬馬がDDT EXTREME、そして僕がDDT UNIVERSALとThe37KAMIINAの3人が、それぞれ別のベルトを持って差別化を図るために頑張っているのに統一戦にする意味はない。

上野勇希も同じことをいうと思います。これは僕たちの共通認識なので絶対にありません。僕がKO-D無差別級王座を獲得したら完全に差別化を図ります。

ダブルタイトル戦を要求してくるやつがいたらナンセンスだなって、普通にドン引いちゃいますね。1人で2人王者やるような感覚でいます。

――そうなると1日に2回タイトル戦が行われる可能性もあるんですか? 

MAO:そうなったら、やるしかないですね。

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