【DDTプロレス MAO(前編)】The37KAMIINAは良い関係性を築いています。ただ「このまま、潰し合いはできねぇな」と

第12代DDT UNIVERSAL王者としてKING OF DDT~20th Anniversary~を制し、DDT最大のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2024」が開催される両国国技館でメインイベントに立つMAO。その対角は現KO-D無差別級王者であり“The37KAMIINA(サウナカミーナ)”の同志でもある上野勇希。自ら“人生の中で一番大きいイベント”と語る一戦を前に何を思い、何を考えているのか、MAOに直撃した。

――KING OF DDT~20th Anniversary~、準決勝の樋口和貞戦、そして決勝の佐々木大輔戦を改めて振り返っていただけますか?

MAO:本当に積み重ねの先にあった勝利。DDT UNIVERSAL王者として半年近く戦ってきた中で身につけた自信や手応え、振る舞いの先に勝利があったと思うんです。

だからDDT UNIVERSALベルトを獲得していなかったら、今年KING OF DDTで勝ち上がることはなかったですね。僕にとって鍵になる最後のパーツだったんです…DDT UNIVERSALが。

【DDT 上野勇希】輝いている「DDTのMAO」とKO-D無差別級を戦えること

――昨年の11.12両国大会、マット・カルドナから勝利して第12代DDT UNIVERSAL王者になり、「ベルト獲得後の海外遠征で注目度がアップした」と話してくれました。想像していた“レスラーMAO”に近づいているのではありませんか?

MAO:やっぱりマット・カルドナからベルトを獲得した瞬間に、「これでやりたいことができる」と感極まったところもあるんですけど。

その「やりたいことができる」のやりたいことをDDT UNIVERSAL王座を持って、実際にやっているところです。運命じゃなくて自分で手繰り寄せた…自分の思い描いた未来予想図でしたね。

――思い描いた夢を形にしたのですね。

MAO:口に出して実現。まずは言わないと何も始まんないです。

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