――6月19日、潮崎選手の20周年大会が後楽園ホールで行われました。潮崎豪&秋山準vs丸藤正道&杉浦貴の試合は30分時間切れ引き分けでしたね。
遠藤:あの試合を観て、「果たして自分が20周年を迎えた時に30分間戦い抜けるのだろうか」って考えました。逆に言えば30分で潮崎さんは決めきれなかった。そこに自分たちの付け入る隙があると思っています。
――潮崎選手のタッグパートナー、小峠篤司選手はどうでしょう?
遠藤:ほんとに喋らない人。僕の勝手なイメージですが、関西人なのでもっと喋ると思っていました。
――小峠選手のファイトスタイルはいかがですか?
遠藤:一番気を付けなければいけないのは、キルスイッチ(変形のフェイス・バスター)。あの技は体格に関係なく、誰にでもかけることができるし、どんな体勢からでも入りやすい。前哨戦、キルスイッチで高鹿が2度やられています。そこは気を付けるポイントですね。
小峠さんは体格も僕に似ている。ファイトスタイル的に、僕が苦手とするタイプではない。ですから6.5新宿大会、潮崎&小峠組が挑戦表明してきた時点で僕たちの準備は出来ている。あとは向こう次第ですね。
これまで前哨戦4回やって2勝2敗。しかし僕と飯野が直接3カウントを取られていない。この気持ちのままで7.21両国大会のKO-Dタッグ戦を迎えたいと思います。
――7月21日両国大会に向けて、意気込みをお願いします。
遠藤:この試合は新旧バーニング対決ではなく、「バーニングvs TEAM NOAH」の戦いです。KO-Dタッグ王座を防衛するのは当然として、僕が狙うのは潮崎豪の首のみ。とにかくTEAM NOAHと両国のお客さんの心を燃やし尽くします!
<インフォメーション>
7月21日(日)東京・両国国技館「WRESTLE PETER PAN 2024」が開催。KO-Dタッグ選手権試合<王者組>遠藤哲哉&飯野雄貴 vs 潮崎豪&小峠篤司<挑戦者組>※※第82代王者組3度目の防衛戦が行われます。
■チケット等、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
■試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
遠藤哲哉 X(旧Twitter)
遠藤哲哉 Instagram
取材・文/大楽聡詞
写真提供/DDTプロレスリング