――そうなると今回、「ELPIDA」が初めてのユニットだと思いますが、いかがですか。
綾部:6月1日の町田大会から本格的に始動しましたが、同じメンバーでチームを組むのは、プロレスラー人生で初めて。直感的に楽しいなと思ったメンバーとともに6人タッグやタッグマッチを経験して、今までにない面白さを感じていますね。
――「ELPIDA」の中に三冠王者の安齊選手がいます。刺激をもらえる一方、同じユニット内で挑戦するという可能性も生まれてきます。
綾部:結果的に、「共に戦っていこう」となりましたが、「だから対角に立たない」というつもりは一切ないです。
もちろん安齊三冠チャンピオンですし、今の全日本プロレスのトップのベルトを持っていますが、それを抜きにしても、元々ライバル的存在になる相手だと思っています。
ですから同じユニットになったからといって、戦わないという選択肢はありません。同じコーナーに立って試合をするときですら、一緒に手を取り合うというよりも、ライバル意識を常に持って戦っています。仲良しこよしするつもりはないですね。
ーー「ELPIDA」は、全日本プロレスをかき回すユニットなんですね。
綾部:個人的には、自分が面白いと思いながら試合をすれば、自ずと全日本プロレスを、そしてプロレス界をかき回していくことになっていくと思っています。
「かき回してやろう」と意識せずとも、自分が楽しむことで勝手にそうなっていくんです!
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◆綾部蓮 X(旧Twitter)
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取材・文/まるスポ編集部
写真提供/全日本プロレスリング