4月1日、全日本プロレスに入団した綾部蓮。所属になったことで、全日本のリングで存在感を十二分に発揮。全日本に来て初めてのユニット「ELPIDA(エルピーダ)」を安齊勇馬、本田竜輝、ライジングHAYATOと結成。新世代ユニット「ELPIDA」、6.24後楽園で行われた自身初のイリミネーションマッチ。様々な「初めて」をどう捉えているか。綾部に話を聞いた。
――6.24後楽園で3対3イリミネーションマッチが行われました。
綾部:通常の3カウントやギブアップのほか、オーバー・ザ・トップロープでリングから落ちた選手は負けになります。そして負けた選手が次々脱落していく勝ち抜き戦というルール。見ているお客さんに楽しんで頂けたと思います。
本田竜輝:俺たち“ELPIDA(エルピーダ)”が全日本だけじゃなくプロレス界をかき回していく!
――それまでノータッチルール(タッチしなくても場外に出た選手に代わってリングインできるルール)の経験はありましたか?
綾部:初めてですね。イリミネーションマッチも初めて。良い刺激を土井成樹が用意してくれたと思っています。
――ところで、5月29日後楽園大会のメイン試合後、安齊勇馬選手のマイク後、本田竜輝選手、ライジングHAYATO選手、そして綾部選手も加わり新ユニット「ELPIDA」が結成。この経緯を教えてください。
綾部:安齊選手が宮原健斗選手に勝って三冠王座を防衛。その試合を控室のモニターで見ていました。試合後、本田竜輝とライジングHAYATOがリングに集まって「一緒にやっていこうよ」と話しているのを見て、「面白そうなことが始まっているな」と。直感的に楽しそうだと思い、声を上げました。
――綾部選手がユニットに参加するのは、全日本プロレスでは石川修司選手との「ハイツハイツ」以来ですね。
綾部:石川さんとはタッグを組んでいましたけど、複数人のユニットは初めてです。
――以前所属していたプロレス団体「JUST TAP OUT」のとき、ユニットに所属していましたか?
綾部:いや、当時から所属したことはないですね。