【全日本プロレス 斉藤レイ】“ミスター斉藤”土井成樹を加えて勢力拡大の斉藤ブラザーズ。「増員は1人だけとは限らねえからな」

3月、VOODOO-MURDERSの総帥・TARUが全日本プロレスから撤退。それ以降、「斉藤ブラザーズ」として2人で行動していた斉藤ジュン&レイ。しかし5月29日の後楽園で新メンバー“ミスター斉藤”土井成樹が加入した。土井が加入した経緯、スーパーヘビー級タッグチームThe End(パロウ&オディンソン)との防衛戦をレイに直撃した。

――5.29The Endとの世界タッグ戦についての感想を聞かせてください。

レイ:正直かなり危なかった。ジュンも俺もやられそうになった場面が何回もあった。それだけパロウとオディンソンの2人が強力だったんだな。

試合は俺たちのダブル・インパクト「DOOM」をしっかりと決めることができたから世界タッグ王座は斉藤ブラザーズの手元にある。

だが少し違っていたらThe Endに負けていたかもしれない。なかなかタフな試合だった。

それに相手がスーパーヘビー級で、この俺がポンポン投げられなかった。日本のリングで、そんなことはないから自分でもちょっと面食らったっていうかびっくりした。最後に勝つことができて本当によかった。

――試合後、ジュン選手の「甘いもの解禁報告」をリング上で行いファンに見せられたのも良かったですね。

レイ:ジュンの甘いものを我慢していたことによるパワー、「恨みパワー」というのかな。「おのれThe End!」とジュンは怒りをぶつけていたな。

俺は「正直、The Endと甘いものを我慢しているのは別に関係ねぇだろ」って思ったけど(笑)。ジュンは自分のやり方でパワーを溜めていた感じだったのかもしれないな。

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