【DDTプロレス 上野勇希(後編)】夢の詰まった両国でKO-D無差別級王座をかけてMAOと戦えることにドラマを感じる

――6月30日後楽園大会で、スペシャルタッグマッチ上野勇希&勝俣瞬馬 vs MAO&To-yが行われます。MAO選手とのKO-D無差別戦の前哨戦でもあるThe37KAMIINA同門タッグ対決です。

上野:前哨戦という言葉って、もう昔からずっと脈々と受け継がれている言葉だし、実際、両国でのタイトル戦前に戦うっていう意味では、前哨戦ですけどね。

でも、もしかしたら、その試合でケガをしちゃうかもしれないし、どんなことがあるかもわからない。前哨戦といっても、ビッグマッチめがけての戦いだけじゃなくて、全部の試合に意味がある。

The37KAMIINA同門対決と謳われていますけど、やっぱり僕はその都度、試合を楽しみたい。 タイトルマッチがある前に戦えることで、我々はすごくいろんなものを見つけあってお互いがプラスになると思います。

「MAOちゃん、どう思っているんだろう。僕にどういう姿を見せてくれるのか…」と考えるだけでワクワクするし、それと同じぐらい瞬馬、To-yとどんな戦いになるのか楽しみ。「その4人で戦ったら僕自身はどう感じるんだろう」ということも楽しみです。

両国に向けての戦いという感覚は全くなく、一戦一戦の問題。実際、自分の中での弾みや勢いはどの試合でも生まれます。

1 2 3

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Share me!
  • URLをコピーしました!
目次