――今回、「DDTの本流とプロレスの本道の戦い」と言われています。ディーノ選手はディーノ選手で、長年ここまで積み上げてきたものがある。それを秋山選手にぶつけるということですよね。
ディーノ:何度言わせるの?さっきも言ったように方法が違うだけでやってきたことは、私も秋山選手も一緒なの。根本は同じよ。他人が何と言おうと、お互い積み上げてきたものをリング上でぶつけ合うだけ。
――それを外野が「イデオロギーの戦い」と言っているだけですね。最後に、この一戦を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。
ディーノ:(少し考えて…)ただひたすら応援してくれ!としか言えないわ。私と秋山選手に色々な積み重ねがあるように、お客さんにも積み重ねがあるはず。
本人がどう思うのかは別にして、秋山選手はエリートと見られている人です。社会には一部のエリートと、それ以外の人がいるの。今回「それ以外の人の気持ち」を私が一旦全て預かります。背負わせて!と思っているの。そして4.11後楽園で背負ったものと積み上げてきたものを、秋山選手に全てぶつけるわ。
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取材・文/大楽聡詞
写真提供/DDTプロレスリング