【DDTプロレス KANON(前編)】悪い流れを断ち切るためにもKO-D6人タッグ王座はDAMNATION T.Aが奪い返す!

負のスパイラルから抜け出せずにいるDAMNATION T.A

――KANON選手が佐々木大輔選手とMJポー選手とのDAMNATION T.AでKO-D6人タッグ王座を初戴冠したのは、2022年5月22日。2回目が今年4月26日墨田区大会。その初防衛が6.5新宿FACE大会、スマイルスカッシュ(HARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人)との対戦。残念ながら初防衛を果たすことができませんでした。

KANON:ここ最近のDAMNATION T.Aは、すごく悪い流れが続いていると実感している。なかなか防衛がモノにできず、ゼロ防衛ですぐ獲られてしまう。

KO-Dタッグもそう。2023年6月に佐々木さんとポーさんがKO-Dタッグ王座を手にしたけどすぐ獲られ、9月に自分と藤田ミノルさんとのタッグでベルトを獲り返したけど、ROMANCE DAWN(翔太&高尾蒼馬)にまたすぐ奪われた。

今年1月に佐々木さんと自分で奪取したタッグベルトも遠藤哲哉&飯野雄貴に獲られた。自分たちDAMNATION T.Aは防衛できずに、すぐ他のタッグチームにベルトを献上してしまうという悪い流れがここ最近続いている。

そんな去年からの悪い流れが続いている中で、4.26墨田区で6人タッグのベルトを巻く機会があり、「ここから悪い流れが断ち切れるんじゃないか」という期待した気持ちは若干あった。

「スマイルスカッシュ」というチーム自体、 過去のチームだ。そのチームにベルトが渡ったら、もう次がない。だって、ある意味、今のDDTの正規のチームじゃないから。そこに獲らせても…っていう思いもあって、「 絶対ここは防衛しないと」と。

ところが、思いとは裏腹にそこでも防衛ならず。その獲られた要因が少なからず自分にもあるから、早くこの負のスパイラルから抜け出したい。そのためにも、7.21両国国技館でのKO-D6人タッグ王座のリマッチは必ずベルトを獲り返さないとならない。
<後編に続く>

<インフォメーション>
2024年7月10日(水)東京・新宿FACE「Road to PETER PAN 2024 TOUR in SHINJUKU」が開催。KANONデビュー5周年記念試合~スペシャルシングルマッチ「TAKAみちのく vs KANON」が行われます。

2024年7月21日(日)東京・両国国技館「WRESTLE PETER PAN 2024」が開催。KO-D6人タッグ選手権3WAYマッチ<王者組>HARASHIMA&ヤス・ウラノ&彰人 vs 佐々木大輔&KANON&MJポー<挑戦者組> vs 勝俣瞬馬&To-y&未定<挑戦者組>
※第55代王者組の初防衛戦。現王者組スマイルスカッシュと前王者組DAMNATION T.A、そして勝俣瞬馬&To-y&未定による3WAYマッチが決定。

チケット等、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。

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取材・文/黒澤浩美 編集/大楽聡詞
写真提供/DDTプロレスリング

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