【DDTプロレス KANON(前編)】悪い流れを断ち切るためにもKO-D6人タッグ王座はDAMNATION T.Aが奪い返す!

7月8日にデビュー5周年を迎えるKANON。2019年7月8日後楽園大会、JUST TAP OUT(=JTO)武蔵龍也戦でデビュー。JTO退団後、DDTに本格参戦して2年が経った。佐々木大輔、MJポーとともに活躍する「DAMNATION T.A」は、7月21日両国国技館大会でKO-D6人タッグ王座戦のリマッチに臨む。7月10日新宿FACE大会で行われる「KANON 5周年記念試合」では、師匠であるTAKAみちのくとのシングルマッチが決定した。

――KING OF DDT 2024、1回戦でTo-y選手に逆転負けを喫し残念ながらトーナメント敗退。振り返っていかがでしたか?

KANON:自分がDDTに来てから、KING OF DDTトーナメント出場は3回。1回目は上野勇希と対戦して1回戦で敗退。その翌年の去年(2023年)も1回戦の鈴木鼓太郎に負けた。今年は、3度目の正直じゃないけど、「今回こそは」という気持ちで臨んだら、1回戦の相手がTo-y。内心いけると思っていた。

To-yは、今年の若手トーナメントのDGC(=D GENERATIONS CUP )に優勝して、KING OF DDTに出場したという経緯がある。

勢いがあったとはいえ、正直、自分の中ではそんなに眼中に入っていなかった相手だった。だから、 そういう面で若干の余裕やおごりがあったのかもしれない。

KING OF DDT2024は一瞬の隙をつかれ、To-yに敗れた

別に、試合を楽しんでいる気持ちがあったわけではないけど、より確実に倒していこうという試合展開が上手く出せなかった。

いつもより試合の畳み掛けのテンポとか頃合いをちょっと遅らせてしまった。勝負をかけるタイミングはたくさんあったと思う。

だから、そういうところで最後、フランケンシュタイナーでの丸め込みに繋がってしまった。このシリーズのトーナメントで なかなか結果が出せないことに、多少なりとも気持ちの落ち込みは感じていた。

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