【DDTプロレス 納谷幸男】実感している須見、To-y、イルシオンの成長、勝俣さんのサウナへの想い、それを全部受け止めて4人全員整わせてやる! 

6.21アクア・ユーカリのDDT EXTREME戦で、ベルトを巻くことができるのか!

――路上プロレスは、リング上で使うプロレス脳とは全く違うと言われています。

納谷:路上プロレスには路上プロレスの良さがあります。リング上とは違い、とにかくすごく考えさせられるんですよ。路上には自販機であったり電柱であったりリング上にはないものがあるけど、リング上にあるべきロープやコーナーがない。そういう意味では「なんでもあるけど、なんにもない」のが路上プロレスですね。

路上プロレスを戦い、自分のプロレスに活かせる部分はたくさんあります。だから今回、DDT EXTREME戦に出るんです。ベルト以上に「サウナ路上プロレス」に出場する価値があると思います。

ただ一番狙っているベルトはKO-D無差別級です。その目標が今後変わる予定はないし、僕の真の部分が一切ブレることはないですね。

――今の言葉を聞いて2020年12月に東京スカイツリーで路上プロレスをしていた納谷選手を思い出しました。翌年、火野裕士選手とタッグを組んで「強さ」に目覚めたように見えました。ある意味、路上プロレスがターニングポイントになっているのではないでしょうか。

納谷:それは間違いないと思います。路上では、その場の発想力だったり、ひらめきだったり。その瞬間瞬間で思いついたものを形にして、いいものを作り上げていくのが路上プロレスの魅力であり、通常のプロレスではない部分。だからほんと楽しいですよ。

――その一方で納谷選手はDDTの強さを担う存在でもあります。昨年8.13後楽園で全日本プロレスの諏訪魔選手が乱入。その時、真っ先に諏訪魔選手の前に飛び出したのが納谷選手でしたね。

納谷:僕は外様、DDT生え抜きの選手ではありません。でもどの若手選手よりもDDTに対する愛は負けてないと思うし、「DDTを舐めんじゃねえよ!もし舐められたら俺が先頭だって行ってやるよ」って気持ちが常にあります。

DDTはMAOさんや上野(勇希)さんという凄い選手が沢山いる。でも他団体のデッカい奴らや150キロもあるレスラーだったら、DDTには僕や樋口(和貞)さんがいる。

「デッカい人間には、DDTを代表してデッカい俺が、熱いものをぶつけてやろう!」という気持ちでいます。

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