――ところで今までにない試合形式のEXTREME戦5WAYマッチとはどのようなイメージでしょうか。
勝俣:例えば挑戦者4人がチームを組んで、最初に僕からフォールを奪おうとしてもいいんです。大事なのは、「どのように気持ちを戦いに表現するのか」ということ。
せっかくリングに上がって挑戦表明をしたのに、挑戦者たちはその後、大したアクションを起こさず試合を迎えようとする。僕は彼らに、「試合だけじゃないんだぞ」というところを見せてほしいんです。
――SNSでもおっしゃっていましたね。
勝俣:先日、試合後のコメント中にTo-yが乱入してきたので、「気持ちをもっと前面に出してこいよ」と伝えたら、To-yは「SNSを毎日バンバン投稿する」と言っていました。
それなのに投稿が少なすぎる! EXTREMEをなめている。その程度の意識でベルトを奪えるわけがないし、勝ち獲らせるわけがないし、任せられるわけがない。
DDTの一員として、みんなで大会を作り上げなければならないのに、「ベルトに挑戦してみました。試合当日だけ頑張ります!」ではダメなんですよ。
その程度の気持ちの相手には絶対に負けない。次の防衛戦、挑戦者4人が全員でかかってきても、絶対に負ける気がしないです。
ただ、唯一、イルシオンには期待しています。イルシオンとご飯を食べに行くたびに、いろいろな悩みを聞いています。自分なりに頑張っていても、試合の機会が少ないと悩んでいた。「今度一緒に試合をしたいね」と話していたら、今回僕への挑戦を表明してきました。
イルシオンはこの前バイクに乗って、1人でアクア・ユーカリまで行った様子をSNSに投稿していましたよね。彼のようにやる気がある選手こそ、戦いたいと思うし、組みたいとも思う。