――1.28後楽園大会で平田選手からEXTREME王座を奪還したあと、3.17後楽園で初防衛戦の相手が岡谷英樹選手でした。岡谷選手は、2023.5.21後楽園で勝俣選手がケガをした「DDT EXTREME選手権試合~刺さるデスマッチ」の対戦相手。岡谷選手はずっと勝俣選手のことを気にしていました。岡谷選手と10ヶ月ぶりに試合をしていかがでしたか。
勝俣:岡谷がこれからだという時期に、心の中にモヤモヤとしたものを作ってしまったので、僕の方が申し訳ない気持ちでした。
プロレスをしていれば、ケガは避けては通れない。「誰が」ケガをさせた、というのは問題ではないんです。それでも、相手は「ケガをさせてしまった」と思ってしまう。
昨年5月21日の試合は、結果として僕が勝ちましたが、納得のいく試合ではありませんでした。お互いに実力を出し切りたかった。だから3.17後楽園のEXTREME王座防衛戦「痛みを呼ぶジャングルデスマッチ」は、僕らにとって「清算」だったんです。
【DDTプロレス 岡谷英樹(おかたに ひでき)】3.17後楽園、待ち焦がれた勝俣さんとのDDT EXTREME戦を楽…
3.17後楽園で、勝俣瞬馬の保持するDDT EXTREME王座に挑戦する岡谷英樹(おかたに ひでき)。2.7新宿FACE、DDT EXTREME王座次期挑戦者決定戦(ハードコアマッチ)でMJポ…
今回、岡谷も全てを出してくれましたし、僕もスッキリした。「僕はあの時ケガをしたけど、もう元気だよ!」って岡谷に伝えることができたと思います。
今は岡谷がケガで欠場していますが、復帰したらきっと今まで以上に大暴れしてくれるはず。そしてまたEXTREMEを賭けて戦いたいと思っているので、それまでタイトルを保持していたいです。