6月21日、千葉県佐倉市のお風呂のテーマパーク「アクア・ユーカリ」にて「サウナ路上プロレス」が開催、DDT EXTREME選手権試合が行われる。現EXTREME王者・勝俣瞬馬の呼びかけに対し、挑戦者として名乗り出た納谷幸男、イルシオン、To-y、須見和馬との5WAY戦が決定した。DDT人気ユニット「The37KAMIINA(サウナカミーナ)」のリーダーであり、サウナ施設「Sea Sauna Shack」の総支配人である勝俣。そして勝俣が最初にEXTREMEを戴冠したのが「城の湯」での路上プロレス。6.21サウナ路上プロレスに向けてストーリー性は抜群だ。サウナ路上プロレスに、そして、EXTREMEのベルトに人一倍強い思いを抱いている勝俣に話を聞いた。
――今年1月、ケガによる欠場から復帰されました。約8ヶ月の欠場期間はどのように過ごされましたか。
勝俣:手術してから3~4ヶ月は足を動かせなかったので、治療に専念していました。リモートでできる仕事やサウナ関係の仕事など、動ける範囲で働いていました。
動けるようになってからは、DDT×福島県楢葉町移住促進PRプロジェクトの一環として楢葉町移住促進PR大使(非公式)に就任した「楢葉町住みますレスラー」であるTo-yを裏方として支えていましたね。会議から出演まで、全てTo-yをプロデュースしていました。
また、欠場中もサイン会などに参加していましたが、お客さんと会うことが僕のメンタルを保つ力になっていました。僕は何度もケガをして欠場していますが、プロレスラーはケガをするとお客さんに会えなくなってしまう。
自分が参戦しない試合でDDTが盛り上がっているのを見て、改めてすごい団体だと思う反面、僕の居場所はないのではないかと考えてしまいました。でも、松葉杖をつきながら試合に顔を出してお客さんと会うことで、気持ちを強く持ちながら過ごすことができていました。