――そんなことはないです（苦笑）。戦いにこだわりを持つ吉岡選手、今誰と戦いたいですか？
吉岡：土井成樹さんに興味があります。あと佐藤光留さん、初めて全日本に上がった時からずっと活躍しているレスラー。ある意味、僕の全日本ジュニアといえば最初に思いつくのが佐藤光留さんです。
思い入れという意味ですと、5.12横浜BUNTAIで世界ジュニア王者・ライジングHAYATO選手に挑戦した「カズ・ハヤシ」さん。すごく思い入れが強いですね。
カズさんは、僕が全日本入るキッカケになった人ですし、WRESTLE-1でもずっと一緒でした。5.12横浜でカズさんが世界ジュニアを巻いたら、次期挑戦者と名乗りを上げたかった。
とにかく世界ジュニアといえば「カズ・ハヤシ」なんです。最多防衛記録17回は誰にも破られてない。
その世界ジュニア王座を持ったカズさんと、全日本プロレスのリングでタイトルマッチを争うのは僕にとって最高のシチュエーションなので。
だから5.12横浜BUNTAIでカズ・ハヤシさんが世界ジュニア王座を奪取したら、絶対に挑戦表明に行くと決めて、会場の隅で見ていました。
元WRESTLE-1のメンバーが、みんなセコンドについていた。僕はカズさんが獲ったら絶対挑戦表明するって決めていたんで、セコンドにつきませんでした。次期挑戦者ですから。
カズさんを倒したライジングHAYATO選手は華もあるし、少し興味が出てきました。僕の野望を阻止した憎き相手ですから。
