――決勝で岩本煌史選手と戦ったリーグ戦ですね。
吉岡:そうです。あの時は青柳優馬さんと野村直矢さんが若手で活躍していました。ジュニアで相変わらず元気なのは佐藤光留さんですね(笑)。
WRESTLE-1からの流れで、黒潮TOKYOジャパンや立花誠吾、現在全日本プロレス所属の芦野祥太郎と本田竜輝は知ってるけど、(ライジング)HAYATO選手や青柳亮生選手、田村男児選手はデビュー前。だから僕の知らなかった選手が活躍している今の王道マットは新鮮に映ります。
【プロレス 岩本煌史(前編)】TAMURAさんと佐藤恵一さん、2人にすごく突き動かされて復帰しました
岩本 煌史(いわもと こうじ、1990年3月20日生まれ)、三重県出身。学生時代に柔道を経験し、2012年スポルティーバエンターテイメント入門。2017年全日本プロレスに移籍…
――現在、吉岡選手はZERO1のNWA世界&インターナショナルジュニアヘビー級王座を保持しています。全日本の世界ジュニア王座は狙っていますか?
吉岡:いつかは世界ジュニアを巻きたいと思っています。当時は挑戦することすらなかったベルトなので。2019年のJBOGも決勝で岩本煌史選手に敗れて準優勝でした。だから届かなかったタイトルです。
若手時代、タイトルマッチのセコンドに着いた時、チャンピオンベルトを落とさないように大切に本部席まで運んでいました。今HAYATO選手が巻いているベルトは新調されたものですが、世界ジュニアに思い入れがないと言ったら嘘になります。
――そうなると世界ジュニアに挑戦する可能性もありますね。
吉岡:「このベルト、この対戦相手、このパートナー」といったものに僕は興味がある。今後興味が出るのも一瞬なので、注目しといて下さい。
あとは、「この選手とこういうシチュエーションだから戦いたい」と思うことがあります。思い入れのあるものとか…これってレスラーとして終活に入ってますね(笑)。