4.7後楽園で秋山準とタッグを組み、KO-Dタッグ王者・遠藤哲哉&飯野雄貴に挑戦した松永智充。悔しくも王者組に敗れてしまったものの、松永の大奮闘と試合後の感謝の言葉には賛辞が集まった。最近ではレフェリーやトレーナーなどを務めることが多く、KO-Dタッグへの挑戦も約10年ぶり。秋山からパートナーに指名され挑んだKO-Dタッグ戦、気持ちの変化や今後の目標などを松永に聞いた。
――秋山選手が、4.7後楽園大会での遠藤哲哉&飯野雄貴(BURNING)の持つKO-Dタッグ王座挑戦の際、パートナーに指名された時はどう思いましたか。
松永:「俺でいいのかな?」っていうのが第一印象ですね。もうそれ以上でもそれ以下でもなく、「俺でいいのかな」みたいな、そんな気持ちでしたね。
――試合に出場することに関しては、常に自分で準備は整えていたのでしょうか。
松永:一応、「プロレスラー」という名前の看板を背負っているからには、練習して当たり前だし、いつでも試合に出られるようにしているのも当たり前。それは俺の中のレスラー像として確立しています。
もうそれができなくなったら、俺は辞める時ですね。自分ではまだできていると思っているので、俺の中の「準備」は、プロレスというものに対する礼儀だと思っています。
――4月7日「April Fool 2024」、松永選手の挑戦したKO-Dタッグ選手権試合はセミファイナルでした。後楽園ホールの舞台に立ってみていかがでしたか?
松永:本当にいろんな人…お客さんはもちろん、他のレスラーの方、関係者の方、全てに対して心から感謝の想いがあります。それで、グッとくるものが込み上げてきましたね。もう本当に、周りの人に対する感謝の気持ちです。
タイトル挑戦が決まってからいろんな人に「頑張って」と声をかけてもらいました。「みんな、応援してくれているんだな」という感謝の気持ち。それがリングに立った時、込み上げてきて胸が熱くなりました。