【DDTプロレス MAO】KING OF DDT20周年、僕が優勝しないと今のDDTは何も革命が起きない

2022年3月20日両国、3WAYの特性を活かしMAOは第6代DDT UNIVERSAL王者に

――決勝の相手が佐々木大輔選手の場合はいかがですか?

MAO:佐々木大輔選手は、相手のスタミナをどんどん削って行く選手。精神的な揺さぶりや味方の介入もうまく使って、とにかく心身ともに相手を追い込んで、絶望の淵でギブアップさせる。それが“佐々木大輔”のやり方。僕からするとちょっと苦手な選手ですね。

――僕の記憶では2022年3月20日の両国大会。DDT UNIVERSAL王座を賭けた「佐々木大輔 vs MAO vs 葛西純」の3WAY戦の印象が強く残っています。

MAO:あの時の試合は僕が出し抜いて勝ったようなもの。3WAYの特性を活かして、美味しい頃合いを狙いすまして勝った試合だったんでね。佐々木さんとサシで当たるとなると厳しいかな。僕にとって佐々木さんはそんな得意な選手じゃないんですよ。

だからこそ、そこを克服して勝った時の達成感はマジで嬉しいと思います。「クリスを倒して優勝しました」と、いっても「トムとジェリー」で逃げ切るだけなんで。

決勝が佐々木大輔だったらキチンと倒して優勝した達成感はものすごくあると思うんです。でも、佐々木さんにはあんまり来てほしくないです。準決勝で樋口さんを倒した後、僕は満身創痍だと思うんで。

――2試合戦うと考えた場合、体力の消耗は激しそうですね。最後に意気込みをお願いしてもよろしいですか?

MAO:KING OF DDT20周年。この節目の年に優勝して、現在進行形のDDTの先端を見せるのは僕しかいない。ここで僕が優勝しないと今のDDTは何も革命が起きないと思っています。根底からひっくり返すつもりで、てっぺん目指して飛びます!

<インフォメーション>
5.26後楽園ホール「KING OF DDT~20th Anniversary~」にて、KING OF DDTの準決勝と決勝戦が開催。MAOは準決勝で樋口和貞と対戦。その戦いを制し決勝戦に駒を進め、トーナメント初優勝することはできるのか!?チケット等、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。

MAO X(旧Twitter)
MAO Instagram

取材:文/まるスポ編集部
写真提供/DDTプロレスリング

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