DDT恒例のシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT」が、5月26日の後楽園ホール大会でいよいよファイナル(準決勝・決勝)を迎える。「KING OF DDT~20th Anniversary~FINAL!!」準決勝に進出したのはMAO、樋口和貞、クリス・ブルックス、そして佐々木大輔の4名。優勝者は7月21日東京・両国国技館で開催される夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2024」でKO-D無差別級王座への挑戦権が与えられる。抽選の結果、トーナメント準決勝の組み合わせはMAO vs 樋口和貞、クリス・ブルックスvs 佐々木大輔。それぞれの勝者が、5.26後楽園で決勝戦を行う。準決勝を前にKING OF DDT 2018優勝の“カリスマ”佐々木大輔に直撃。
――準決勝進出おめでとうございます。5.26後楽園大会を前にトーナメント1回戦の飯野雄貴戦から振り返っていただけますか?
佐々木:飯野はただのアホ。俺が負ける要素はない。
――飯野選手のパワーは、DDTの中のトップクラスのレスラーだと感じますが…
佐々木:俺は、ああいうパワーのあるアホがいちばん得意。ストレートに真っ直ぐしか来ないから。技がスピアしかないだろ。
――たしかに記者会見の時も多方面からスピアを狙うことを飯野選手は強調していました。
佐々木:スピアは、ちょっと角度をずらせば致命傷は避けられるからな。
――そして2回戦の相手は髙木三四郎選手。髙木選手とのシングルは記憶にないのですが、いつ以来でしょうか?
佐々木:いや、シングル初めてだ。
――戦ってみていかがでしたか?
佐々木:俺は5.5後楽園の上野戦を見て研究し、若干警戒して2回戦の髙木戦に臨んだにもかかわらず期待はずれだった。上野戦で燃え尽きて、燃えカスの髙木しか出てこなかった。
――もう少しガッチリ組み合いたかったと?
佐々木:もう少し来るだろうと思ったが…覇気もなかった。数日前のX(旧Twitter)の時点で、もう当たり障りのないことを書いていて、「なんだコイツ」と思った。
――髙木選手が、1回戦の上野選手との戦いにフォーカスしたと感じたのですね。
佐々木:Xの時点で「髙木は、もう終わってる」と思った。戦ったら実際に終わっていたな。大体、自転車出すこと自体、試合が終わっている。