【DDTプロレス 樋口和貞】KING OF DDT準決勝、“異次元の怪物”「MAO」との戦いに気合を入れて集中するだけ!

DDT恒例のシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT」が、5月26日の後楽園ホール大会でいよいよファイナル(準決勝・決勝)を迎える。「KING OF DDT~20th Anniversary~FINAL!!」準決勝に進出したのはMAO、樋口和貞、クリス・ブルックス、佐々木大輔の4名。優勝者は7月21日東京・両国国技館で開催される夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2024」でKO-D無差別級王座への挑戦権が与えられる。抽選の結果、トーナメント準決勝の組み合わせはMAO vs 樋口和貞、クリス・ブルックスvs 佐々木大輔。それぞれの勝者が、5.26後楽園で決勝戦を行う。今回はKING OF DDT2022覇者である樋口和貞。2年ぶりに優勝を狙う樋口に準決勝を前に話を聞いた。

5.5後楽園、1回戦はD王GP2022以来のシングルマッチとなった納谷幸男

――準決勝を前にこれまでの戦いを振り返っていただけますか。まずは5月5日後楽園大会で行われた「KING OF DDT」開幕戦、トーナメント1回戦は納谷幸男選手でした。

樋口:やっぱり、納谷は強かったですよね。2023年はDDTのトップ戦線に上り詰めた。勢いはあるし、元々持っているポテンシャルがすごい。ただ、なんていうんですかね。今回は自分の気合勝ちというか。

前回の戦いは2022年11月18日後楽園大会のD王GP2022のBブロック勝ち上がりが決まる一戦。あの時は納谷の気持ちの方が強かった。

でも今年の「KING OF DDT」の1回戦、この一試合にかける気持ちが自分の方が強かった気がします。前回は納谷の一戦一戦にかける気持ちっていうのが伝わってきたんですけど、今回は自分がそれを上回ることができたのかなという感じですね。

――納谷選手が初優勝した「D王 GRAND PRIX 2023」の時と比べてみて、気持ちの強さに違いを感じたということでしょうか?

樋口:D王GP2023は自分がAブロック、納谷はBブロックで直接対決はありませんでした。

ただあの時はほんとにがむしゃらで「何がなんでも獲ってやる」っていう納谷の気持ちが感じられたんですけど、今回は心のどこかに少し隙というか。そういうのがあったかもしれないですね。

だから自分が勝ったのは「一戦にかける思い」の部分かと。納谷は元々のポテンシャルとか体格はすごいものを持っている。そこを気持ちで自分が押し切ったという感じ。

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