【DDTプロレス MAO(後編)】海外にむけた展望!「夢虹を海外に連れて行きたい」そして「バンドと一緒にアメリカ行って試合とライブをやりたい」

8歳でDDT初のキッズレスラーとしてデビューした夢虹、現在16歳(右)

――夢虹選手のどのあたりが海外に受け入れられそうですか?

MAO:夢虹はこれからどんどん成長する若い子だし、ハイフライヤーであることも含めて、僕の中で珍しく感じるポイントがいっぱいあると思いました。

フィラデルフィアで大会を開催しても、ただ行って「組まれた試合だけしました」で終わる人は終わっちゃう。夢虹はそうならない気がするんです。何かを残してくれそうな予感がする。夢虹には可能性があると思います。

――MAO選手自身、今後の海外展開はどう考えていますか?

MAO:今のスタイルでいいと思っています。長くても2週間しか僕は耐えられないです。数か月とか長期の海外遠征は耐えられない。海外ツアーでも「2週間まではOK!」っていつも言うんですけどね。

バンドもやっているので、メチャメチャ強く抱いている野望としては、バンドも一緒にアメリカ行って、プロレスの試合と音楽ライブをやりたい。

今年4月7日後楽園、MAO&上野勇希vsザック・セイバーJr.&クリス・ブルックスのドリームマッチが実現!
試合は30分時間切れドロー

――それが当面の目標になりますか?

MAO:当面の目標ですね。今年中の夢というか。これを叶えてくれるのはきっとCircle 6だろうなって。今、細かくアピールを重ねているのですが、Circle 6も結構ノリノリなんですよ。タイミングさえ合えば、自分のバンドとアメリカへ飛んで試合とライブをやる。それが今の野望ですね。

――すごく楽しそうですね。

MAO:そうですね。Circle 6とここまでフィットできるのって、多分僕しかいない。今後もCircle 6とは末永くよろしくやっていきたいという気持ちですね。

そもそも路上プロレスとバンドを交互にやるような大会なんて、まさにMAOのためにあるようなものなので。(おわり)

プロフィール【MAO(まお)】
1997年1月28日生まれ、宮城県大崎市出身。身長180㎝、体重85kg。DDTプロレスリング所属。中学1年の時にYouTube「中学生プロレス技やってみた」の動画配信を始め、高木三四郎社長の目に留まったことがきっかけになり異例のプロテスト免除でDDT入団。2015年8月23日東京・両国国技館大会でデビュー。KO-Dタッグ王座、KO-D6人タッグ王座などタイトル歴があり、現在DDT UNIVERSAL王座(第12代)を保持。DDTの超人気ユニット「The37KAMIINA(サウナカミーナ)」の炭酸風呂担当。

<インフォメーション>
5.26後楽園ホール「KING OF DDT~20th Anniversary~」にて、KING OF DDTの準決勝と決勝戦が開催。MAOは準決勝で樋口和貞と対戦。その戦いを制し決勝戦に駒を進め、トーナメント初優勝することはできるのか!?チケット等、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。

MAO X(旧Twitter)
MAO Instagram

取材:大楽聡詞/文:黒澤浩美
写真提供/DDTプロレスリング

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