――そのDDT UNIVERSAL選手権試合、防衛戦の相手はビリー・スタークス(AEW)。いかがでしたか?
MAO:ビリー・スタークスはね、もう狂っていることは知っていたので。しかもまだ17歳。めっちゃ若い女の子ですけど、とにかくえげつないことをする。実際、突き刺されたし。
でも、僕はビリーとだったら称賛を得られると感じていました。ノールールでメチャクチャやって、勝敗はなんとじゃんけんで決めたという想定外の結果。
今回のDDTフィラデルフィア興行は男色(ディーノ)さんも行ってないし、DDTの割にはバラエティ色がなさそうだなって感じでした。じゃあ、「誰がDDTテイストを押し出せるか?」って言ったら、「これはMAOがやるしかないわ」って感じで。自分のやることをやっただけなんですよね、ほんとに。
だから去年のフィラデルフィアは、1週間滞在して4試合。新日本プロレス「All Star Jr. Festival U.S.A.」を入れたら5試合ぐらいフィラデルフィアでやっていますね。
だから、MAO&ヨシヒコにとっては、もうホームみたいな感じです。やっぱりヨシヒコは抜群な知名度だったし、僕も知られていたし。
――今度、直近で海外に行く予定はありますか?
MAO:今、色々交渉はしているんですけどね。現状は「オファーはくるけどスケジュールが合わなくて」の連続です。
今、 僕の中の展望としては、せっかく自分が作ったものがあるので、それをなにかのチャンスとして後輩に分け与えることができたらいいなと思っています。
直感的に、夢虹を連れていったらウケそうだなっていうのがあります。夢虹は高校生で夏休みがあるから、8月あたりにタイミングが合って、呼んでくれる団体があったら、夢虹とユニット組んで行ってみたいなって思いますね。