【DDTプロレス MAO(中編)】ヨシヒコと怒涛のアメリカツアー、米国で初路上プロレス、そしてヨーロッパ…
2023年6月25日後楽園、MAO(左)vs平田一喜(中)vsヨシヒコ(右)のDDT EXTREME王座決定戦が行われた ――2023年3月末~4月のDDTハリウッド大会とAEW DARKについては前回…
――DDTの興行として今年4月4日「DDT goes PHILADELPHIA!」が開催されました。会場は、アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィア・ペンズランディングケーターズ。この大会で、DDT UNIVERSAL王座防衛戦が行われました。挑戦者はビリー・スタークス。見事7度目の防衛に成功しました。MAO選手はこの防衛戦以外にも試合をしましたよね?
MAO:全部で5試合しました。36時間で5試合。今までの積み重ねてきた総決算。「DDT goes PHILADELPHIA!」開催決定!って出た瞬間に、「スケジュール空いているのか?」ってオファーが立て続けにきました。
自分からアプローチしたわけではなくて、向こうから「うちの試合に出てくれ」って依頼があって、やむを得ず、お断りしたところもありました。オファーを全部OKしていたら、体を真っ二つにしないと無理だったので(苦笑)。
【DDTプロレス MAO】「DDT UNIVERSAL王座=MAO」として、ベルトの正解例を一つ提示したい(前編)
第12代DDT UNIVERSAL王者として世界中を駆け巡るThe37KAMIINA(サウナカミーナ)のMAO。昨年、海外遠征は5回。世界のプロレスシーンにおいて確固たる地位を築きつつある…
次の日もいい大会があったんですけど、4.7DDT後楽園大会に間に合わなくなるので、それは出場を諦めました。
それこそアメリカに着いた日、Circle 6に参戦。デファイ・レスリング(DEFY Wrestling)にも出ました。このデファイはアメリカ・シアトルに拠点を置く団体。昨年8月のアメリカツアー中にオファーを頂いたけど出場できなかったので。
前にツアーをやっているときに、スケジュールが合わなくて参戦することができなかった団体が「今回はどう?」と連絡くれて、「OK!」って決めましたね。
DDT的には、UNIVERSAL戦が決まっていたので、その防衛戦の前に怪我をさせたくないから、渋っていた感じなんですけど、「いや、俺やるんで大丈夫です!」って説得しました。