――3.28後楽園大会では樋口選手が絶対勝たなければならないですね。ただビッグマッチの秋山選手は、普段使わない引き出しを開けてきます。
樋口:だからD王GPで勝った時のイメージを崩しちゃいけないんですよ。秋山さんは普段使わない引き出しを開けてギアを上げてきます。D王GPの時は秋山さんがギアを上げる前に自分が勝ちました。秋山さんがギアを上げてきても「倒した時のイメージを持ったまま」戦わないと負けてしまいます。だから前哨戦も譲らず戦います。
――3.28秋山戦を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。
樋口:自分はDNAで生まれてDDTで育ってきた自負があります。プロレスに対してもある種の「誇り」があります。秋山さんが背負っているものもデカイと思うけど、こっちだって背負っているものがある。
KO-D無差別級のベルトにしても、自分はベルトの歴史を知っている。今回が5回目の挑戦で、あのベルトの重みを1番理解している。ベルトにかける思いも強い、だからこそ絶対に獲らなければいけないと思っています。
<インフォメーション>
3.28後楽園ホール「Judgement2021~DDT旗揚げ24周年記念大会~」でKO-D無差別級王者 秋山準選手から指名を受け、タイトルに挑戦する樋口和貞選手。詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご確認下さい。
また3.28後楽園ホール大会は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEで生配信されます。
樋口和貞Twitter
取材・文/大楽聡詞
写真提供/DDTプロレスリング