5月2日 東京・大田区産業プラザPiO大展示ホールにてDDTプロレスの「KING OF DDT~20th Anniversary~超前夜祭!」が開催。第二試合ヨシヒコ vs 伊橋剛太」戦が行われた。悔しくも敗れた伊橋。試合直後、まだ呼吸が整っていないにもかかわらず快く取材に応えてくれた。
ーーお疲れ様でした。ヨシヒコ選手とは2014年1月3日に10人タッグマッチで戦っています。シングルマッチは初めてでしょうか?
伊橋:シングルマッチは初めてです。実はデビューした時、ヨシヒコさんに挨拶しているんですね。
――デビューする前に挨拶しているんですか?
伊橋:はい。「これからデビューさせていただきます」とヨシヒコさんに伝えました。その時からあまり交わることがなかったんですよ。
――それはいつごろですか?
伊橋:15年前ですね。僕がデビューした2009年ごろです。OPG(俺たちプロレス軍団)から、新しく区切りをつけて、2009年6月28日にDDTプロレスに入団、プロデビューしました。その年に、ヨシヒコさんがたまたま控室にいらっしゃって。
――その時、ヨシヒコ選手はどんなご回答を?
伊橋:集中されていたみたいで、お返事はなかったんですけど、「頑張れよ!」っていう意思は感じました。
――今日、ヨシヒコ選手とシングルマッチをやってみていかがでしたか?
伊橋:いや…すごかったですね。全部上をいかれました。
――今まで、平田一喜選手やMAO選手らがヨシヒコ選手と戦いました。ヨシヒコ選手との戦いは肉体だけではなく、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の5つの感覚全てを研ぎ澄ませて臨まないと戦うことはできないだろうと思います。そんな中、伊橋選手はトップロープでのブレーンバスターを仕掛けていました。ヨシヒコ選手の体重やバランスなども影響したのですか?
伊橋:そうですね。ヨシヒコさんに踏ん張られて粘られた。攻防の中、フッと軽くなって「イケる!」と思ったら、バタバタと。バランスを崩された感じですね。