5月2日 東京・大田区産業プラザPiO大展示ホールにてDDTプロレスの「KING OF DDT~20th Anniversary~超前夜祭!」が開催。その第二試合、“裏KING OF DDT決勝戦”と題して「ヨシヒコ vs 伊橋剛太」戦が行われた。
ヨシヒコといえば、世界中のプロレスファンが熱狂するDDTを代表するレスラー。平田一喜やMAOなどDDT所属選手はもちろんのこと、新日本プロレスの高橋ヒロムとも名勝負を繰り広げてきた。
伊橋剛太がヨシヒコと対戦したのは2014年1月3日の後楽園のみ。その時は「男色ディーノ&石井慧介&入江茂弘&高尾蒼馬&ヨシヒコvs飯伏幸太&ケニー・オメガ&伊橋剛太&遠藤哲哉&彰人」という10人タッグマッチだった。今回、初のシングルマッチ!
伊橋は身長158cm体重130kgの体格で軽々とムーンサルトプレスを繰り出すレスラー。現在は新宿エビスコ酒場にて「料理長」としても腕を奮っている。
前日、ヨシヒコとのシングルマッチを前に伊橋はSNSで不安な胸中を吐露していたのだが、果たしてどうなる?
伊橋とヨシヒコの入場で会場は割れんばかりの歓声に包まれた。
試合冒頭は、伊橋が優勢かと思われた。しかし、中盤以降はヨシヒコの無機物的脅威に翻弄される。
エプロンでブレーンバスターを仕掛けようとする伊橋だが、0〜400kgと体重を自由自在に変化できるヨシヒコは踏みとどまる。伊橋はトップロープから雪崩式のブレーンバスター、だがヨシヒコは空中で体を入れ替える。
チャンスと見た伊橋はムーンサルトプレスからフォールで押さえ込むが、ヨシヒコが体を入れ替えカウント3。世界のヨシヒコがエビスコ酒場の料理長から勝利を手にした。
<インフォメーション>
2024年5月5日後楽園ホール「KING OF DDT~20th Anniversary~」が開幕。歴代優勝者&準優勝者9人を含めた16人がエントリーしたトーナメント、最強の座を掴むのは誰だ!詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
伊橋剛太 X(旧Twitter)
伊橋剛太 インスタグラム
ヨシヒコ X(旧Twitter)
エビスコ酒場 X(旧Twitter)
取材・文/まるスポ編集部
写真提供/DDTプロレスリング