【DDTプロレス 中村圭吾】復帰を待っていてくれたファンに感謝。リングに戻ってお客さんを笑顔にしたい

――そして、中村選手の復帰戦が決まりました。426日墨田大会、MAO選手とのシングルマッチです。MAO選手は、昨年4.9後楽園でのKO-Dタッグ王座戦で戦った相手です。そして、「後輩として一番可愛がっていたのが中村圭吾だった」とMAO選手は話していました。その先輩選手の胸を借りての復帰戦となります。

中村:僕もそれを聞いた時はびっくりしました。嬉しかったですね。もちろん、リングに復帰できる嬉しさもあります。MAOさんとシングルできることが心から嬉しいですね。

僕は、復帰できれば対戦カードは何でもいいと思っていました。会社から「復帰戦はMAOさんとのシングルマッチにする」と言われて、とてもありがたいと思いました。

――その426日のMAO選手とのシングルマッチに向けて、身体作りはどのくらいの期間やっているのですか。

中村:身体作りは、手術して松葉杖が外れたぐらいから継続してやっていたので。でもやっぱり重量は下がっていたので、もう一度、少しずつ上げないといけない作業は大変でした。

――今は、リングに復帰できる喜びが一番大きいですね。

中村:そうですね、復帰できることが一番の喜び。そして、もう一つ。前回のタイトルマッチ直前のインタビューでも話したのですが、「DDTの中心になりたい」ということ。その気持ちがまた芽生えてきましたね。

後輩の成長を目の当たりにして僕自身嬉しかったし、「自分も負けないぞ」という気持ちになった。「僕も中心メンバーにならないと」っていう想いが大きくなりました。

――リングに戻った時に、目指したいことはありますか?

中村:第一に、お客さんを笑顔にしたいですね。その後に、何かが起こるんじゃないかな。みんなの幸せの先に、何か自分の掴めるものがあるんじゃないかな、と思います。それは、ベルトかもしれないし、喜びとか幸福感とか何か精神的なものかもしれないし。

――最後に復帰に向けて、ファンの方にメッセージをお願いします。

中村:本当にお待たせしました。みなさんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。欠場期間中は多くの方が声をかけてくださり、たくさんの応援をいただきました。本当に心から感謝しています。ありがとうございます!その恩は必ず返します。

<インフォメーション>
2024年4月26日東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)「DDT×ジークスター東京 特別興行『DDZT』」で、中村圭吾復帰戦(MAO vs中村圭吾)が行われます。詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。

中村圭吾 X(旧Twitter)
中村圭吾 Instagram

取材/大楽 聡詞 文/黒澤 浩美
写真提供/DDTプロレスリング

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