【全日本プロレス 綾部蓮】「チャンピオン・カーニバル2024」開幕戦から最終戦まで、新たな綾部蓮をしっかり見てほしい!

3.30大田区で全日本プロレス所属を直訴した綾部蓮。4.1正式に全日本プロレス所属選手となった。綾部は昨年末にJTOを退団、フリーとして活動していた。どんな心境の変化があったのか、綾部に直撃した。

4月1日付で全日本プロレス所属になった綾部蓮

――41日付けで、綾部選手の全日本プロレス所属が発表になりました。所属はいつ頃から考えていましたか?

綾部:今年に入ってフリーランスで活動して、どんどん結果を出していかないといけない立場になったにもかかわらず、思ったようにいかなかった。2024年になってからは、特に負けが込んで、その状況が目立ってきて、自分の中でも悩んでいました。

その現状を変えるにはどうすればいいかを考えた時に、徐々に「全日本プロレス入団」という考えに変わりました。時期的には2~3月くらいにそれも含めていろいろなことを考えていて、確信に変わったのが3月下旬でした。

――2023年後半は石川修司選手と長身コンビとして行動を共にしましたが、石川選手が今年1月末をもって全日本プロレスを退団してからは、一緒に行動することが少なくなったように思います。時期的に、そういうこともあって、綾部選手に心境の変化があったのでしょうか?

綾部:大晦日の代々木大会が終わって、元旦の朝に「石川選手、退団か!?」みたいな記事も出て、正直かなり動揺しました。全日本プロレスに参戦して、その8割ぐらいは石川さんと組んだり対戦したり、石川さんと関わる試合が多かった。

去年の王道トーナメントは、1回戦で石川さんと対戦。自分の全てを出したつもりが完敗。その頃から「今の自分に必要なのは、自力をつけること」だと考えました。

「2024年は石川さんとのタッグで一気に行きたい」と思っていたので、かなりショックでネガティブな気持ちが大きかったですね。

でも、石川さんと「これで完全に終了」というのも寂しい。だからレスラーとして自力をつけて、今よりもっとレベルアップした時にタッグを組んでもらうのも有りじゃないかと。

とにかく自分が成長しなければいけない。全日本プロレスに入団させてもらい、一からやっていく気持ちが必要だと感じました。

チャンピオン・カーニバル初出場、綾部の注目度は高い

――4.18後楽園からチャンピオン・カーニバルが始まります。この大会に挑む心境はどうでしょうか?

綾部:チャンピオン・カーニバルは自分にとっては初出場であり、全日本プロレスに入団して、最初に始まるシリーズ。テンションが上がりますね。注目されると思うし、個人的にも良いタイミングだなって思います。

今年に入り、ずっと気持ちが下がっていたので。特に失うものは何もないと思うので、 初のチャンピオン・カーニバルを楽しみながら、しっかり結果を出したいですね。

4.18後楽園開幕戦では、エース宮原健斗と戦う

――戦うのが楽しみな選手はいますか?

綾部:やっぱり今一番頭にあるのは4.18後楽園、開幕戦で戦う宮原健斗さんです。現在の全日本プロレスの象徴的な存在ですし、自分にとって初めてのチャンピオン・カーニバルの初戦の相手です。

全日本プロレスに所属して心機一転、生まれ変わった綾部蓮を披露したいと思います。今年に入ってネガティブな気持ちも味わいました。結構大きな決断をしたので、あとはプロレスラーとして自分は上がっていくだけだと思っています。

――最後にチャンピオン・カーニバルに臨む意気込みを教えてください。

綾部:チャンピオン・カーニバル初出場で、シングルでは初対戦の選手ばかり。Aブロック出場選手を見て、ワクワクします。

同ブロックの198cm164kgのサイラスや196cm120kgのデイビーボーイ・スミスJr.。そういったスーパーヘビー対決は、自分もすごく楽しいし、お客さんにもスーパーヘビー級のぶつかり合いを楽しんでもらいたいと思います。

4.18後楽園の開幕戦から5.12横浜BUNTAIの最終戦まで、新たな綾部蓮を全部しっかり見ていただきたいと思います。

<インフォメーション>
4.18後楽園から開幕する「チャンピオン・カーニバル」。初出場の綾部蓮、初戦の相手は宮原健斗。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
綾部蓮 X(旧Twitter)
綾部蓮 インスタグラム

取材・文/まるスポ編集部
写真提供/全日本プロレスリング

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