4.7後楽園大会「April Fool 2024」で行われた「D GENERATIONS CUP 2024」トーナメント決勝戦で、悔しくもTo-yに敗れ準優勝に終わった。だが、4月9日にデビュー2年目を迎えた瑠希也は前を向き、「ここから必ず這い上がってみせます。必ず強くなって、皆さんに恩返しします」と決意を新たにした。
――瑠希也選手は2023年4月9日にデビューで、キャリア2年目に入ったばかり。デビュー1年目は全日本プロレスやノアとの対抗戦に参戦するなど、新人選手がなかなか経験できないことばかりでしたね。
瑠希也:いろんな団体に出させてもらって、いろんなことを学んで、いい経験を積むことができた濃い一年でした。
――瑠希也選手はご自身を「勢い」とか「がむしゃら」と表現していました。キャリア1年の選手は勢いがあると思いますが、瑠希也選手には、それ以上の勢いがあると感じました。なにか、変わるキッカケはありましたか?
瑠希也:それは1月20日の品川大会、秋山(準)さんとのシングルマッチです。あの時、自分の中で変わったものがありました。
――具体的には何が変わりましたか?
瑠希也:秋山さんが試合の中、僕に指導してくださっていると感じました。「相手の目を見ろ、目を離すな」など、試合中に叱咤激励してくれました。この秋山さんとのシングルマッチを通して気づけたことや学べたことが沢山ありました。
それまで練習で言われていたことが腑に落ちました。そこで変わることが出来たんだと思います。
――それまでは、秋山選手からリング上での指導は受けていなかった?
瑠希也:タッグで秋山さんとリングに上がることはありましたが、1.20品川大会のシングルマッチで、秋山さんから身をもって、いろいろなことを学ぶことが出来ました。実際に体で教えてもらい、言葉でも導いてもらいました。僕にとって本当に濃い試合で、これからの糧になります。有難いことです。
――その試合がターニングポイントになったのですね。ところで4月9日でデビュー2年目に突入しました。1年目ではDGC準優勝という実績を残しました。次の目標は何でしょうか?
瑠希也:もっと練習を積んで、自分の過去を超えていくためは、勝ちを積み重ねていくしかないと思います。
――最近の瑠希也選手は、ご自身の得意技であるプロトボムを繰り出すなど、一つ一つの技を確実に自分のものする能力があると感じました。
瑠希也:技一つをとっても、さらに精度をあげて、今後はその引き出しも増やしていきたいと思っています。
正直、DGCで自分の出す技が少なかったから、これからは対戦相手に何を出すか読まれると思うので、返されたらその上を行く技や攻めを繰り出さないといけない。自分の引き出しをもっと増やしていけたらいいなと思っています。
――ズバリ2年目の抱負は?
瑠希也:「若手」と一括りで言われていますけど、そこから抜けられる選手になりたいと思っています。
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瑠希也 X(旧Twitter)
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取材・文/まるスポ編集部
写真提供/DDTプロレスリング