世界タッグ王座奪還に向けて動き出した斉藤ジュン&斉藤レイ。弟レイのケガにより、世界タッグ王座返上を余儀なくされた斉藤ブラザーズだが、3.30大田区大会で、第98代世界タッグ王者の諏訪魔&鈴木秀樹への挑戦が決まった。
――2.20後楽園大会のメインイベントで、中嶋勝彦選手の持つ三冠ヘビー級王座に挑戦されました。あの試合を振り返っていただけますか?
ジュン:正直に言うと、自分はあまり納得してないっていうか、あんまりいい試合ではなかった。
あれだけ「相手のペースに乗らない」と言っておきながら、中嶋勝彦のペースになっていた感じがする。それを考えたら、全く納得のいく試合ではなかった。
しかし、自分のファイトスタイルを見直すキッカケになった。レスラーとして成長するための課題が見つかったことは大きい。
――修正ポイントが分かったのは、収穫ですね。
ジュン:今まで自分が納得できるほどのシングルの経験がそこまでなかった。でもやるべきことは見えたから、次に繋がる試合になったな。次に戦うときは、絶対に中嶋をリングに沈めてやる!
―今回、レイ選手のケガで世界タッグ王座とG-INFINITY王座を返上しました。今後の目標はベルト奪回でしょか?
ジュン:現状、俺たちの手元にベルトがない状態だ。弟のレイが完全復活したら、斉藤ブラザーズとしてGLEATのG-INFINITY王座も、世界タッグも獲り返しにいく!
――実質実際のところ、負けて王座を取捕られたわけではないですからね。
ジュン:その通りだ!俺たちは試合に負けてタイトルを落としたわけじゃない。3.30大田区大会、一発でベルトを獲り戻して、そこから防衛していけば防衛記録は続いていく。
――そして4.18後楽園大会からチャンピオン·カーニバルも開幕します。もちろん目標は…
ジュン:優勝だ!昨年、一昨年を踏まえて今年は優勝。そして改めて中嶋勝彦の三冠ヘビーに挑戦する。2.20の雪辱を果たし、中嶋をDOOMだ!
<インフォメーション>
3.30大田区総合体育館で第98代世界タッグ王者の諏訪魔&鈴木秀樹組に挑戦する斉藤ブラザーズ。自らの腰にベルトを獲り戻すことはできるのか?詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
斉藤ジュン X(旧Twitter)
斉藤ジュン インスタグラム
取材·文/まるスポ編集部
写真提供/全日本プロレス