3.17DDT後楽園大会で遠藤哲哉&飯野雄貴(BURNING)の持つKO-Dタッグに挑戦する本田竜輝&安齊勇馬(New Period)。3.6DDT新宿大会、6人タッグによる前哨戦では本田がラリアットからファイナルベントで勝利を奪った。試合後、「ベルトを一発で獲って、その価値を高めてやる!」と語った本田。New Periodとして初の王座獲得を狙う。
――3月6日DDTプロレスの新宿FACE大会で、遠藤哲哉&飯野雄貴&松永智充 vs 本田竜輝&安齊勇馬&井上凌の6人タッグマッチが行われ、3.17後楽園大会でのKO-Dタッグ選手権試合の前哨戦となる闘いに勝利しました。闘ってみた感触はいかがでしたか?
本田:遠藤哲哉と飯野雄貴はDDTのトップ選手。初めて2人と触れ合ったけど、遠藤は自分自身の身体能力を活かしたファイト、飯野はもの凄くパワーがあるなぁ。
ただ、運動神経が良いとかパワーだけがあっても、「プロレスが強い」ってわけじゃない。
――ところで3.6新宿FACEでの前哨戦で、本田選手は飯野選手と真正面からぶつかり合いました。元ラガーマンの飯野選手は猪突猛進で真っ向勝負を仕掛けてくる選手。2017年8月20日デビューで、キャリア的には2018年9月2日デビューの本田選手が1年後輩になります。
本田:だったらなおさら負けられないな。とは言え、俺と安齊の負ける光景が全く見えない。KO-Dタッグ王者の遠藤と飯野はDDTのトップを張っている選手だ。
だが、俺だって全日本プロレスの看板を背負ってDDTのリングに上がるんだ。負けるわけにはいかねえんだよ!
俺と安齊がDDTの至宝であるKO-Dタッグのベルトを獲って、「New Period(ニューピリオド)」がそのベルトの価値をさらに上まで持っていってやるよ。
――今まで本田選手自身は他団体への参戦がさほど多くはなかったと思います。対抗戦は刺激的なものですか?
本田:あたりまえだ!お互いの団体を代表してリングに立つ対抗戦、これ以上に燃えるものがあるのか?
俺はいつも以上に燃えているぞ。それにDDTのリングは、全日本プロレスで見られない光景が広がっていて、メチャクチャ刺激的だしな。
――そういえば、世界的にも有名なDDTのレスラー「ヨシヒコ」と写真を撮っていましたね。
本田:ヨシヒコとは心が通じ合った。完全に友達になれたな。長い間、ヨシヒコはDDTにいて、DDTの選手たちに想い入れがあるだろう。
だがDDTの選手は誰一人として彼に寄り添ってないんじゃないか?ヨシヒコは本当の友達がいないようだ。
話してみたら、俺とヨシヒコは性格も似ていたので、手が合うと感じたよ。
――今後、ヨシヒコ選手とタッグを組んだり戦ったりする機会がありますか?
本田:タッグを組む可能性はある。すでにヨシヒコとの合体技を思いついたぞ。
――それは素晴らしいですね。ちなみに戦うことはないですか?
本田:組むことはあるが、戦うことは難しい。俺が良くてもヨシヒコが嫌がるだろう…やっぱり友達だからな。
タッグを組んだらスペシャルな合わせ技を考えて、ヨシヒコとのコンビネーションもバッチリ見せてやる。そっちを期待してくれ!
――最後に3月17日の後楽園大会、KO-Dタッグ選手権試合へ向けての意気込みをお願いします。
本田:3月17日DDT後楽園、俺と安齊がKO-Dタッグ王座のベルトを獲ってみせる。遠藤哲哉、飯野雄貴を徹底的に潰して俺らが勝利するので、全日本プロレスファンの皆さん、期待してくれ!
そしてDDTファンの皆さん、「New Period」ファンになるのは今だ!
<インフォメーション>
3月17日(日)東京·後楽園ホール、DDTプロレス「Judgement2024~旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル~」にて、KO-Dタッグ選手権試合<王者組>遠藤哲哉&飯野雄貴 vs 本田竜輝&安齊勇馬<挑戦者組>が行われます。詳細はDDTプロレスWebサイトをご覧ください。
3月30日(土)東京·大田区総合体育館で全日本プロレスのビッグマッチが開催されます。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
本田竜輝 X(旧Twitter)
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取材·大楽聡詞/文·黒澤浩美
写真提供/全日本プロレス