――お酒を飲んでいる楽しそうな姿は目にします(笑)。今後、定期的に海外遠征をおこなうのでしょうか?
MAO:これまで自分から売り込みをかけて、日本に来た選手とコンタクトを取っても、なかなか話が進まないことがありました。
でも今は、知名度も上がってきて、海外のいろいろな団体から「次はいつ来るんだ?」と、オファーがかかるようになった。
遠征した際、渡航費からホテルの準備まで全てサポートしてくれるところもある。海外に行くことに不自由はないんですよ。
問題は日本の活動とのバランスです。海外は平日の大会はない。基本は土日開催。ですから行くとなると、DDTの大会を休まなければいけないんです。
日本のファンの人には申し訳ないけど「ごめんなさい、DDTを世界に広めるために海外遠征に行ってきます」という感じになってしまいますね。
――昨年3月のDDTハリウッド大会の後、自腹で滞在費を捻出してAEW DARKに出場。あの時の行動がMAO選手のターニングポイントのように感じます。
MAO:そうですね。あの時以上に気持ちが大きくなってますけど(笑)。それはいいことだと思っています。それを止めずに、気持ちも行動も継続したことが、今に繋がっているので。
でも本当に、去年は1月と3〜4月、7月、8月、そして年末と5回海外遠征したけど、全部に意味があって、その一つ一つの点が一本の線で全部綺麗に繋がったんですよ。
遠征ごとに、さまざまな出来事がありましたし、普段できないような経験もしました。
――それは今度ゆっくり聞かせてください。
MAO:忘れないうちにお願いします(笑)。
<インフォメーション>
2.25後楽園ホール「Into The Fight 2024」にて、DDT UNIVERSAL選手権試合<王者>MAO vs 町田光<挑戦者>、第12代王者MAO選手の5度目の防衛戦が行われます。
また、3.17後楽園ホールで「Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜」が開催されます。チケット等、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
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取材:文/まるスポ
写真提供/DDTプロレスリング