【DDTプロレス 岡谷英樹(おかたに ひでき)】3.17後楽園、待ち焦がれた勝俣さんとのDDT EXTREME戦を楽しみたい

――DGCで敗れた高鹿選手に雪辱を果たし、出場権を獲得。この頃から表情も変わってきましたね。

岡谷(おかたに):そうかもしれませんね。KING OF DDT 2023の1回戦で勝俣さんに勝ってから、少しずつ結果がついてきました。

自分でいうものなんですけど、僕は一気にパァーと上にあがるタイプではない。つまずいて、時には転んだりしながら上がっていくタイプだと思っています。

――大きくジャンプするためには、しゃがみ込んで力を溜める時期が必要です。DGCで思うような結果が出なかった。その時期の悔しさが力になって、その後の飛躍につながった気がします。ところで岡谷選手は現在、どのユニットにも属していませんが、今後所属する予定はありますか?

岡谷(おかたに):これまで所属していたEruption(イラプション)は真正面から真剣にぶつかり合う、ゴツゴツとした戦いが信条のユニットでした。

DDTには様々なユニットがあります。どれも魅力的なものですが、いまの僕には合うユニットが見当たりません。ですから今は1人で戦います。

――昨年末、「2024年の目標」について伺ったとき、「シングルのタイトルを獲得したい」と話してくれましたね。

岡谷(おかたに):そのチャンスが、早速めぐってきました。昨年5月のDDT EXTREME戦は「シングルタイトル初挑戦」でした。

その後、10か月間でたくさんの経験を積みました。タッグタイトル挑戦や全日本の世界最強タッグなど密度の濃い時間を過ごすことができました。

おかげで前回より自信もついたし、リング上で相手と対峙した時の余裕も持つことができた。1年前の僕とは全く違います。そういう部分も含め、10か月間で成長した「岡谷英樹」をリング上で爆発させたい。

3.17後楽園、待ち焦がれた勝俣さんとのDDT EXTREME戦を楽しみたいと思います。

<インフォメーション>
3.17後楽園、「旗揚げ27周年記念大会」でDDT EXTREME王者・勝俣瞬馬選手へ挑戦する岡谷英樹選手。詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。

岡谷英樹  X(旧Twitter)

取材・文/まるスポ編集部
写真提供/DDTプロレスリング

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