――東京ではバイトしつつ、そのプロレス教室に通いながらレスラーを目指していたのですか?

GAMI:はい、練習は1週間に3回、夕方行われましたね。一緒に練習しているメンツでプロレスラーになったのはキャロル美鳥かな。その後、紅夜叉が入ってきて同期になりました。

ジャパン女子は引き抜きとかなく、神取忍さんもオーディションで履歴書を送ってきたと聞きました。当時、ジャパン女子は、ジャッキー佐藤さん・ナンシー久美さん・風間ルミさんの3名がレスラーや格闘技経験者でした。そこで神取さんの履歴書を見て「こんな大物が履歴書を送ってきた」と騒ぎになり、神取さんを加えて四天王になったそうです。

――神取さんの履歴書が送られてきたら驚きますよね(苦笑)。ところでGAMIさんがデビューしたのは、いつですか?

GAMI:ジャパン女子で練習生になり、そこからさらに厳しくてプロテストが3,4回ありました。最後のプロテストに合格しデビューしたのが1990年11月でしたね。

――レスラー人生が始まったジャパン女子は、いかがでしたか?

GAMI:私がデビューした時、すでに社長が4代目だったので「よく社長が変わる会社だな」と思っていました(笑)。思い出は…沢山あり過ぎて分からん(笑)。
<中編に続く>

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文・編集/大楽聡詞
写真提供/プロレスリングWAVE

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