斉藤レイが「右肩関節脱臼」による欠場。それに伴い、世界タッグ王座が返上された。2.23岡山大会で「世界タッグ王座決定戦進出チーム決定戦」が諏訪魔&鈴木秀樹vs安齊勇馬&本田竜輝で争われ、その勝者が2.25京都で宮原健斗&青柳優馬と世界タッグ王座決定戦が行われる。3.17DDT後楽園でKO-Dタッグ王座挑戦も決定した安齊に話をきいた。
――今回、斉藤レイ選手の欠場により世界タッグを獲得するチャンスが訪れました。前回は1.27八王子で斉藤ブラザーズの世界タッグ王座に挑戦し、惜しくも敗れました。
安齊:タッグチームとしての完成度が斉藤ブラザーズの方が1枚上でした。
個々の力は決して負けてないと思います。しかし、チームとして連携が自分たちよりも上でしたね。
ただ、後ろを振り返ってる暇はないです。斉藤レイのケガで返上された世界タッグ王座決定戦が行われる。それに向けて照準を絞っています。
――タッグといえば、本田選手とDDTの2.7新宿大会に参戦していかがでしたか?
安齊:新宿大会の相手・正田壮史さんはデビューが2022年8月14日で僕と約一ヶ月違い(安齊は2022年9月18日デビュー)。キャリア的に、僕が後輩にあたります。
瑠希也さんは2023年4月9日デビュー。対抗戦でしたが、同世代の選手と戦ってすごく楽しかったです。
DDTは、本当に明るく楽しくプロレスをしているイメージがあります。
最近の印象だと、昨年のD王GPに出場した斉藤レイが、平田一喜選手とリング上でチャーハンを食べていました(笑)。
もう想像できないことがリング上で起こる団体。そんな中、2.7新宿では本田と僕でバチバチのぶつかり合いをさせていただきました。
遠藤選手と飯野選手の試合を裏で見て、「スゲー強い!戦ってみたい」というのが素直な感想です。
――3.17DDT後楽園大会で遠藤哲哉選手と飯野雄貴選手の持つKO-Dタッグ王座に挑戦しますね。
安齊:挑戦表明したリング上で遠藤選手が「アンタら、DDTの奥深さ味わってないからよ。俺と飯野で、もっとDDTの深いところに連れて行ってやるよ」と。そのコメントを聞いてワクワクしました。
僕らNew Period(ニューピリオド)は、いつも通り「明るく楽しく激しい全日本プロレス」の戦いをするだけ。そしてKO-Dタッグ王座を獲得します!
僕たちは友達の延長にタッグチームがあります。「友達の延長」というと馴れ合いのように感じるかもしれないけど、「仲間意識」が強い。
――安齊選手と本田選手は同級生ですよね。
安齊:SNSを見て頂ければ分かると思いますが、普通に公園でトレーニングしたりと他のチームにはない絆がある。
リング上で本田の目を見れば、「今どんな状態なのか」「助けがほしいのか」など、大体のことは伝わります。その部分は遠藤&飯野組より上回っていると思います。
DDTファンから見れば安齊&本田のNew Period(ニューピリオド)は、他団体から来た新参者だと思いますが、次の3月6日DDT新宿大会で全日本の戦いをガッチリ見せつけます。
<インフォメーション>
2.23岡山大会で「世界タッグ王座決定戦進出チーム決定戦」が諏訪魔&鈴木秀樹vs安齊勇馬&本田竜輝で争われます。詳細は全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。
また3.17DDT後楽園大会の詳細はDDTプロレスWebサイトをご覧ください。
安齊勇馬 X(旧Twitter)
安齊勇馬 インスタグラム
取材・文/まるスポ編集部
写真提供/全日本プロレス